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ランナーズonline

【加齢に打ち克つ会 01】“長江流” の動きづくりや疲労回復法で加齢に克つ!

2023年4月21日


「ランナーズ+(プラス) inチーム」の第4期が5月1日(月)から始まります。
今期から新たに加わったのが「加齢に打ち克つ会」。
コーチを務めるのは全日本マラソンランキングで1位を4回獲得し、2019年からはランナーズ誌にて「加齢に勝つ・長江研究所」の連載を行っていた長江隆行コーチ。
当時掲載の連載記事を3回に渡って紹介します。




古武術や動物の動きを取り入れ、3年連続マラソンランキング1位

こんにちは、長江隆行です。
私は東海大学の出身です。「だから今も速いんでしょ」と言われそうですが、大学時代は故障ばかりでレースはほとんど出場せず、陸上部は途中で退部しました。その後はまったく走らない生活を送っていました。食べることが好きで体重はどんどん増加(最高80kg)。そこで34歳の時、イスラエルの格闘技を始めます。一気にのめり込んだのですが、その矢先に左ひざを痛め、手術することになり格闘技は続けられなくなりました。

そのリハビリも兼ねて再開したのがランニングです。早速クラブ(SWAC)に加入すると、様々な業種の人と知り合えるのが面白かった。それだけでなく、走り出して4カ月後、2012年8月の北海道で2時間55分とサブスリー。その後も走るたびに記録が縮まり、大学時代は味わえなかった「記録を縮める」楽しさを知り、熱中していきました。

速くなるために自分に合う練習を探し、「ハーフマラソン前日に30km走」といった「限界を超えるため」のトレーニングに挑戦。そして格闘技の動きを応用した動きづくりなども研究していると、次第に周りのランナーからトレーニング法を聞かれるようになり、アドバイスをするようになったのです。


不利な状況のレースほど「結果が楽しみ」

練習は主に仕事後で、月500km程度走っています。常に速くなるためのヒントを探しているので、昼休みには「古武術」や「動物」の動画を見て研究。どうしてこんな動きができるのか、と疑問に感じたらその動きを走りの中で試しています(今はチーターの背中の動きを真似したい!)。
もちろん加齢のため、できる練習の量は徐々に減っていますが、それでも動きの工夫を加えることでレースの結果はそれほど変わらず、2018年11月の上尾ハーフでは1時間8分42秒の自己ベストタイでした。

練習後はジムに直行して、お湯と水風呂の交代浴で疲労抜きを1時間行うこともあります。
帰宅後は10種類ぐらいあるグッズを使ってケア。食事は自炊が多く、内臓をいたわるため寝る3時間前からは食べません。
こう話すとストイックなようですが、自分ではそうでもないと思っています。レースがあったとしても前日でも飲み会に行きますし、深夜まで残業でも気にしません。その影響で「身体が重い」と思ったとしても、「じゃあこの体調でどれだけ走れるかな」と楽しみになります。記録が悪くてショックを受けるのは学生まででいい。社会人は楽しむことが長く走り続けるコツだと思っているからです。


※月刊ランナーズ2019年8月号より抜粋








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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」

1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。


春から実践! 速くなるダイエット×15

タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!

【特別インタビュー2本立て】

早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。



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