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【57歳ティップネス社長のサブスリー挑戦記】#7 低酸素トレーニングの可能性、そしてタスキリレー

2023年12月26日

陸上競技の聖地・国立競技場。気持ちも盛り上がりました!

陸上競技の聖地・国立競技場。気持ちも盛り上がりました!


RUNNET読者の皆さん、こんにちは。「57歳ティップネス社長のサブスリー挑戦記」、2023年最後の回をお届けします。

12月16日に「チャリティー・リレーマラソン in 国立競技場」に参加してきました。
ティップネス走泳部で出場、416チーム中12位と健闘しました。

仲間でタスキをつなぐリレーマラソンは、妥協しないで追い込める練習になります。今回出場したのは、一周約1.3kmのコースを3時間で何周走ったかを競う種目。7人のチームで私は5周走り、負荷の高いインターバル走ができました。

1周ごとのペースはそれぞれ、1kmあたり3:38、4:08、4:04、4:08、3:54。久々のスピード練習になり、ダイナミックなフォームの確認もできました。
そして何より、社員同士でタスキの受け渡しをすることで、ビジネスを超えた仲間意識を持てるタスキリレーの魅力を実感できたのが収穫でした。


東大院生とのトレーニング 研究の話に刺激と衝撃

その前日には、ランナーズonlineでも特集された「おかやまマラソン」優勝の森田雄貴さんと、低酸素ジム「PEAK FIT」(ティップネス駒沢大学店併設)で一緒にトレーニングをしました。

森田さんは「低酸素下での高強度インターバルトレーニング」を研究テーマにしている東京大学大学院生で、研究の話に刺激を受けると同時に、ピュアで素朴な人柄にすっかりファンになってしまいました。

森田さんが言うには「低酸素トレーニングが心肺機能を高める事は実証出来ている。ミトコンドリアの新陳代謝が促進されミトコンドリアの量、質ともに高まる」とのこと。

私が興味を持ったのは、最大酸素摂取量(Vo2max)を高めるためには、「30秒全力運動+4分30秒休憩×4セット」というスプリントインターバルトレーニング(SIT)が最も適しているという話です。「20秒全力運動+10秒休憩×8セット」のタバタプロコル信者だった私には、少し衝撃的でした。

マラソンの記録向上に大事な身体能力指標としては「最大酸素摂取量」と「乳酸性作業閾値」と言われていますが、その「最大酸素摂取量」の能力向上が効率的にできるのであれば、早速取り入れたいと思いました。

別府大分毎日マラソンまで、あと一カ月半。正直、焦りもありますが、私ができる事として、「エネルギー効率が高いランニングフォームの獲得」「必要な筋力(大殿筋やハムストリングス他)の強化」「心肺機能向上」の3点を短期間で効果的にトレーニングしていきたいと思います。

私の今年を漢字一文字で表すと「変」。「変化」であり「変革」であり「大変」だった一年でした。
仕事もそうですが、ランニングへの向き合いも、「変」という漢字が最適だったと思います。来年は、どんな年になるのでしょうか。

皆さんも、まずは「健康第一」、そして「Fun Run」で良い年をお迎えください。


「おかやまマラソン」優勝の森田雄貴さんと低酸素ジム「PEAK FIT」でトレーニング

「おかやまマラソン」優勝の森田雄貴さんと低酸素ジム「PEAK FIT」でトレーニング

森田さんとトレーニング。着地位置などは褒められましたが、課題の上半身と下半身の連動の少なさを指摘されました

森田さんトレーニング。着地位置などは褒められましたが、課題の上半身と下半身の連動の少なさを指摘されました

「チャリティー・リレーマラソン」でのワンシーン。ファンランと追い込みの両立ができるのが魅力

「チャリティー・リレーマラソン」でのワンシーン。ファンランと追い込みの両立ができるのが魅力


この2週間の過ごし方

12月13日~24日

13日(水)桐蔭横浜大学と包括連携協定を締結
14日(木)ティップネス丸の内スタイルで朝活トレッドミル
15日(金)ティップネス駒沢大学店「PEAK FIT」で低酸素トレーニング
16日(土)「チャリティー・リレーマラソン」出場(約1.3km×5周)
17日(日)ペース走21.1km(4:57ペース)
18日(月)フィットネスソフト開発企業と会食
19日(火)弁護士事務所と会食
20日(水)ティップネス丸の内スタイルで朝活トレッドミル&広告会社と会食
21日(木)皇居ランニング10kmビルドアップ(4:38ペース)
22日(金)ティップネス丸の内スタイル朝活トレッドミル
23日(土)ゴルフ(66、45、111。とほほ……)
24日(日)ペース走16km(4:48ペース)



岡部智洋(通称ティップネス社長)(57)
会社経営者。月刊ランナーズ2020年5月号「私の流儀は仕事もマラソンも全力!」にも登場。
基本は平日にランのトレーニングは行わず、週1でタバタプロトコル、週末のロング走で月間走行距離は100kmほど。
フルマラソンベストは3時間11分33秒(18年勝田全国マラソン)。2024年2月別府大分毎日マラソンでサブスリーを狙う







ランナーズ6月号 4月22日発売!


ジョギング中に1kmだけスピードアップ
「毎週1秒」速くなって、秋冬マラソンで快走しよう

「スピード走が重要なのは分かっているけれど、継続できない……」。
こういったランナーに向けて、ランナーズ6月号では「普段のジョギングより1kmだけわずかにスピードアップし、毎週1秒速くなることを目指す」を提案しています。
このトレーニングを続けることがなぜ秋冬マラソンでの目標達成につながるのか、詳しい理論やアレンジ法をご紹介します。

ランニング界を支える
大会"ペースメーカー"に注目

3月17日に開催されたイタリアのローママラソンは主催者曰く「世界一多いペースメーカー」を配置しているのが特徴でした。ペースメーカーはどんな人たちが行っているのか、またペースメーカーが率いる集団で走る際にタイム短縮につながるテクニックなど、様々な角度から考察しました。

4年ぶりに発表!
「全国ランニング大会100撰」(2023年1~12月)

RUNNETの大会評価サイト「大会レポ」への投稿などを基に、日本で開催されている大会の中から100大会を選出する大会100撰を、4年ぶりに実施しました。初選出となったのは14大会。あなたの出場したレースも入っていますか?



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