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【57歳ティップネス社長のサブスリー挑戦記】#8 秘密兵器、そして効率的なペース配分とは? ~西東京30K in 国営昭和記念公園~

2024年1月09日


RUNNET読者の皆さん、こんにちは。2024年最初のコラムをお届けします。

来月に控える目標レース、別府大分毎日マラソンに向け、1月6日に「西東京30K in 国営昭和記念公園」に出場しました。

この大会は、フルマラソンの目標タイム3時間から15分ごとにペーサーが配置されるので、ペースメイクのトレーニングができるのが特徴です。さらにランニングフォームを可視化できる「MOTION SENSOR」を無料レンタルでき、レース直後に自分のフォームの分析レポートが提供されます。
出場してみて、この大会は“自分のマラソン現在地がわかる大会”だと実感しました。

今回の私の目標は「マラソン3時間15分(4分37秒/km)」のペースで最後まで走りきること。結果、4分35秒/kmのイーブンペースで走れました。

収穫は、ペーサーの方から教わった「ペースを守るよりも、力を抜けるポイントを探ること」と「暑い日は肺に溜まった暖かい空気を吐く意識を持つこと」の大事さです。

以前の私は下り坂で「タイムの貯金」をするため、坂に任せてスピードを上げていました。しかしそこでスピードを上げると、エネルギー消費が増してしまい後半ガス欠になるそう。そのため、下り坂では力まず「エネルギーの貯金」をすることの方が大事だと教わりました。
実際、過去の大会では下り坂でランナーを抜いて良い気持ちになった反動で、後半に抜き返されまくっていたことを思い出しました。

また、マラソンでは息を「吸う」ことを意識していても、「吐く」ことを意識することは少ないと思います。吐かないと大きく酸素を取り込めないので、もっと息を吐くことを意識して走った方が良さそうです。


「西東京30K」ではペーサーの方にレースの運び方を教えていただきました

「西東京30K」ではペーサーの方にレースの運び方を教えていただきました

レース直後に提供される分析レポート。私は「動きの力強さ」が低スコアで、「ストライドを伸ばしての力強い動きが出来ていない」そうなので、今後の課題。

レース直後に提供される分析レポート。私は「動きの力強さ」が低スコアで、「ストライドを伸ばしての力強い動きが出来ていない」そうなので、今後の課題。


秘密兵器で、目指せサブスリー!

そして、今後のサブスリー挑戦に向けての秘密兵器が、伊藤超短波株式会社製作の「RUCOE RUN」。ランナー専用のポータブル筋電機刺激器で、創業107年の老舗メーカーだけあって、信頼性と利便性は抜群です。

製品名の「RUCOE」には、「(自分を)超える」というメッセージが込められているそうで、今の私にはピッタリのギアで愛用しています。コンディショニングだけではなく、レース前の筋肉への刺激にも活用できるので、今回のレース前にも使いました。

マラソンで大事なことは、「自分の強みと弱みを知る」「課題解決に向けてあらゆる手段を検討し実施する」「エネルギー効率を優先する」などが挙げられますが、これは、経営や仕事にも通じることなのかもしれません。
今回の30K出場から「自分の現在地を知る」ことも、とても大事だと思いました。

いよいよ「別府大分毎日マラソン」まで一カ月。怪我をしないように気をつけて、自分がやれることを積極的にトライしていきたいと思います。


レース前には「RUCOE RUN」の「アクティベートモード」でふくらはぎに刺激を入れました

レース前には「RUCOE RUN」の「アクティベートモード」でふくらはぎに刺激を入れました


この2週間の過ごし方

12月28日~1月8日

28日(木)ティップネス木場店で植栗トレーナーとトレーニング納め
29日(金)仕事納め/ティップネス丸の内スタイルでトレッドミル5km
30日(土)ゴルフ納め(51・55=106)
31日(日)ランニング納め インターバル走(1km+500m)×7セット(4:00ペース)
1月1日(月)ランニング初 1/4マラソン(4:35ペース)
2日(火)ジョグ7km
3日(水)箱根駅伝観戦
4日(木)仕事初め/ティップネス国領店トレッドミル3km
5日(金)スポーツマッサージで身体のケア
6日(土)「西東京30K」出場。予定通り3時間15分ペースでフィニッシュ
7日(日)回復走ジョグ6km
8日(月・祝)LSD 21.1km



岡部智洋(通称ティップネス社長)(57)
会社経営者。月刊ランナーズ2020年5月号「私の流儀は仕事もマラソンも全力!」にも登場。
基本は平日にランのトレーニングは行わず、週1でタバタプロトコル、週末のロング走で月間走行距離は100kmほど。
フルマラソンベストは3時間11分33秒(18年勝田全国マラソン)。2024年2月別府大分毎日マラソンでサブスリーを狙う







ランナーズ6月号 4月22日発売!


ジョギング中に1kmだけスピードアップ
「毎週1秒」速くなって、秋冬マラソンで快走しよう

「スピード走が重要なのは分かっているけれど、継続できない……」。
こういったランナーに向けて、ランナーズ6月号では「普段のジョギングより1kmだけわずかにスピードアップし、毎週1秒速くなることを目指す」を提案しています。
このトレーニングを続けることがなぜ秋冬マラソンでの目標達成につながるのか、詳しい理論やアレンジ法をご紹介します。

ランニング界を支える
大会"ペースメーカー"に注目

3月17日に開催されたイタリアのローママラソンは主催者曰く「世界一多いペースメーカー」を配置しているのが特徴でした。ペースメーカーはどんな人たちが行っているのか、またペースメーカーが率いる集団で走る際にタイム短縮につながるテクニックなど、様々な角度から考察しました。

4年ぶりに発表!
「全国ランニング大会100撰」(2023年1~12月)

RUNNETの大会評価サイト「大会レポ」への投稿などを基に、日本で開催されている大会の中から100大会を選出する大会100撰を、4年ぶりに実施しました。初選出となったのは14大会。あなたの出場したレースも入っていますか?



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