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【年代別優勝者インタビュー】サブ2.5達成が目標! 勝田全国マラソン50歳代1位の宮本雅文さん(50歳)

2023年2月03日


1月29日(日)勝田全国マラソン(茨城県ひたちなか市)が3年ぶりに開催されました。
70回目を迎えたこの大会、フルマラソンの部に9205人が参加し、うち8491人が完走しました。

2時間32分59秒という記録で50歳代1位となったのは、神奈川県横浜市の宮本雅文さん(50歳)。
今期すでに「水戸黄門漫遊マラソン」「つくばマラソン」「足立フレンドリーハーフ」でも年代別1位となっている強豪市民ランナーです。
今シーズン出場した「MINATOシティマラソン(1時間13分37秒)」「足立フレンドリーハーフ(1時間13分16秒)」「ハイテクハーフマラソン(1時間12分56秒)」では、いずれもハーフマラソンの自己ベストを更新し、50歳になった現在でも進化を続けているそう。

「勝田では前半思い通りのペースで進めましたが、中盤から苦しくなり、粘りのレースになりました。2016年と2017年にも勝田を走りましたが、当時の記憶よりもアップダウンが多いと感じ、足を削られてしまいました。」
ラスト数キロで失速してしまい、自己ベスト2時間32分53秒(2019年福岡国際マラソン)更新まであと少し及ばず悔しい思いをしました。


東京マラソン出場を目指して38歳で走り始める

宮本さんが、本格的に走り始めたのは38歳のとき。東京マラソン出場を目指してのことです。
学生時代、そして社会人になっても続けていたサッカーのため、基礎体力はありました。
中学生の頃は、陸上部に借り出されて1500mや駅伝に出場したことも。
走り始めた翌年、神戸マラソンで3時間04分42秒という記録で初フル完走。
さらにその翌年のつくばマラソンでは2回目のフルマラソンで2時間51分27秒の記録でサブスリーを達成。
以降ランニングの魅力に取り憑かれ、シーズン毎に順調に記録を伸ばしていきました。


夜間はヘッドライトをつけて河川敷をランニング

建設関係の企業にお勤めで、帰宅後、自宅近くの河川敷で走るのが宮本さんの日課です。
仕事で遅くなることも多く、夜間暗くなってからはヘッドライトをつけて走っているそう。
「練習は週6~7日、20km程度走っています。月間走行距離は400〜500kmほどです。
昨年あたりから、さらなる記録向上を目指して500~600kmほどまで距離を伸ばすようにしています。
最近は下半身の強化のために、週1ほどジムに通って鍛えています」

ときにはインターバルなどスピード練習やペース走、30km走などを休日に行ったり、近くの公園のクロカンコースでアップダウンの練習をすることも。
SNSで知り合ったラン仲間と練習会を行うこともあるけれど、基本はひとりで行う練習です。
大会にエントリーしていない時は、毎月第3日曜日に開催されるよこはま月例マラソンに参加することも。


東京マラソンでサブ2.5達成を目指す!

この3年、コロナ禍で次々と大会が中止になり、モチベーションは下降気味だったけれど「生涯でサブ2.5を何とか達成したい!」というのが宮本さんの目標。
この強い思いでトレーニングを続けてきたといいます。
次の東京マラソンで、目標達成を目指しています。
「勝田ではスタミナ面の課題が見えたので、本番2週間前までに何度か30km走を行おうと思っています!」(宮本さん)


「勝田は大会の運営やボランティアの対応もよく、沿道の声援も多く非常に良い大会だと感じました」(宮本さん)


第70回勝田全国マラソン

開催日: 2023年1月29日(日)
開催地: 茨城県ひたちなか市
種目: フルマラソン
出走者数: 9205人
完走者数: 8491人


(写真/軍記ひろし)



宮本雅文さん(みやもとまさふみ)さん(50歳)

神奈川県横浜市在住。
39歳で初フル完走。
自己ベストは2019年46歳のとき福岡国際マラソンで出した2時間32分53秒。
3月の東京マラソンで2時間半切りを目指す。






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