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【週刊ランナーズ】夏の快適ランには「日焼け」がカギ!?
気象庁が5月25日に発表した3カ月予報では、今年の7、8月とも平年並みか高い気温の確率が高いそうです。昨年の北海道マラソンで後半大失速してしまった私としては、夏にどう走ればいいかが気になるところ。そこで、2人のコーチに「今からできる暑さ対策」について聞いてみました。
柔道整復師でランニングの指導もする森川優コーチが勧めるのは、今から徐々に身体を日焼けしておくということ。
「日焼けは火傷と同じなので、レースなどで一気に日焼けすると、身体の内側に熱がこもり、大きなダメージを受けます。一度日焼けさせておくと、熱が残りにくい身体になるのです。日焼け止めなども活用しながら、今の時期から徐々に焼いていきましょう」
一方、本誌で「寝ても覚めてもサブスリー」を連載中の吉原穣コーチは、「昼の野外での食事」を提唱します。
「大切なのは、暑さに身体を慣れさせておくこと。とはいえ、いきなり暑い中で走るのも難しい。私の場合は職場の昼休みにお弁当を外の公園で食べたり、冷房のあるバスに乗るのをやめて駅まで歩くなどもしています」
吉原コーチはこういった試み で、8月に行われる富士吉田火祭りロードレースや伊達ももの里マラソンで年代別優勝などの好結果を残しています。
どちらのコーチが紹介してくれた方法もちょっと意識するだけでできることです。夏を快適に走り抜けるため、試してみてください。
ちなみに私は6月26日の函館マラソンへエントリー。走るときは上着を1枚プラスして、普段からなるべく汗をかくように心がけています。今年こそ、夏も快走します!
(ランナーズ編集部 行場)
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夏を乗り切るため、今から工夫しよう! 森川優さん(27歳)プライベートサロン「R」代表。 ランニングコーチとしても活躍。フルマラソンの 自己ベストは2時間45分20秒。 吉原穣さん(60歳)ランステ麹町店などで指導する ランニングコーチ。自身も「還暦サブスリー」を 目指して練習を続ける。 |
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