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【週刊ランナーズ】夏の疲れがとれないのはビタミンB1不足が原因かも・・・・・
初夏となりました。夏のランニングは高温多湿などの環境負荷により、筋肉や内臓に大きなダメージを受けます。秋のレースでパフォーマンスを上げるためには、ダメージを溜め込まず、疲労回復に努めましょう。夏は特に、身体を動かした分、緑黄色野菜を中心に肉や魚、ご飯を揃えて毎日バランスのよい食事で栄養補給をしたいものです。そこで、「モリモリ食べて元気に走る」が信条の編集部大平(管理栄養士)より、ランナーの皆さんへ疲れ知らずの「にんにくの芽と豚肉の炒め物」をご紹介したいと思います。
ビタミンB1たっぷりの豚肉をにんにくの芽と一緒に食べよう!
豚肉に多く含まれているビタミンB1は、体内の様々な代謝経路で使われるビタミンです。ビタミンB1は疲労回復、新陳代謝の促進、肌のターンオーバーの促進、集中力アップなどに効果があります。夏の走り込みや日焼けなど、ハードなトレーニングを繰り返すランナーには特に必須の栄養素。また、糖質(ご飯)からエネルギーを作る際に必要なので、不足すると糖からエネルギーがうまく作られず、糖が脂肪として蓄積されてしまいます。
ビタミンB1は豚肉の他、うなぎ、大豆などにも多く含まれており、ビタミンB1の吸収を促進するにんにくやたまねぎと一緒に食べると身体への吸収率がアップします。
そこで、今回オススメしたい食材は今が旬の「にんにくの芽」(茎にんにく)です。にんにく特有のにおいの元、硫化アリルの一種「アリシン」がビタミンB1の吸収を助け、ビタミンB1を体内に取り込みやすくしてくれます。9月に安芸大田しわいマラソン(広島県・88km)を控える私としては、ビタミンB1をしっかり摂って、この夏は月間300kmを目標に走り込みたいと思います。
スタミナアップ! 疲れ知らず! にんにくの芽と豚肉の炒め物
<材料>(2人分)
・にんにくの芽(茎にんにく)・・・1束(100g)/4cm長さに切り、硬い部分は熱湯で1分ゆでて、柔らかい部分を後から湯に加え、さっとゆでたら冷水にとり水気をきっておく
・たまねぎ・・・中くらいのもの半個(80g)/繊維に沿って3mm幅のスライスにする
・豚ももスライス・・・160g/4cm幅に切る
・ごま油・・・小さじ2
・しょうゆ・・・小さじ2弱
・塩・・・1g(小さじ1/5)
・こしょう・・・少々
・鷹のつめ・・・1本/1mm幅の輪切りにする
<作り方>
1・にんにくの芽を切って茹でておく。たまねぎ、豚肉を切る。
2・フライパンにごま油半量と鷹のつめを入れ、弱火で加熱する。油が温まったら、たまねぎをしんなりするまで炒め、豚肉を加える。
3・豚肉の色が変わったら、にんにくの芽を加えてさらに炒める。火が通ったら、しょうゆ、塩、こしょうを加えて味見をする。
4・最後に残りのごま油を加えて香りをつけて、完成!
1人分/190kcal、塩分1.4g
にんにくの芽と豚肉の炒め物 |
(ランナーズ編集部 大平かおる)
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