ニュース・記事
ランナーズonline
【月間100kmでフル完走 12】レース前の30km走は楽しい気分で行う!
|
|
レース本番で、いつもより楽にスピードが出せたり、後半急にきつくなったりするのは脳の作用が大きいと言われています。
脳がストップをかけないためにも、普段の練習ではいやなイメージを残さないことが重要。
それは、レース1カ月前などに30km走を行うというときも同じです。
30km走などのロング走は、距離が長いだけに悲壮な気持ちになりがちですが、目標タイムを掲げて、ペースを維持する、といった考え方をしなくても大丈夫。
たとえばマラニックにするなど、楽しくこなすことを心がけるといいでしょう。
ペースはどうあれ、練習でそれだけの距離を走り切れたのなら、フルマラソンは完走できるはずです。
フルマラソンのための30km走のポイント
●レース1カ月前を目安に
練習効果の持続と疲労を残さないことを考えると、30km走を行うのは本番1カ月前がベストです。
●ペースは気にしない!マラニックでOK
レースペースにこだわらないこと。
ペースは気にせず、途中で歩いてもいいので動き続けることが重要です。
30km走ではなく、3時間走にして、マラニック的に楽しみながら走るのもいいでしょう。
●本番の装備やジェルを試す
レース本番で、新品のシューズやウエアを初めて使うのではトラブルにつながります。
必ず練習で使いたいところですが、長い距離、長い時間使ってはじめて分かるトラブルもあります。
またエネルギージェルも、走っているときと、そうでないときとでは、味の感じ方が変わります。
30km走を行うときにぜひ試してみてください。
●なるべく楽なコースを選ぶ
30km走では、強度よりも練習をやり遂げて自信をつけることが大事なので、なるべく坂の少ない平坦で楽なコースを選びましょう。
もし荷物を持って走れるなら、新鮮な気持ちで走り続けられる片道コースにして、帰りは交通機関を利用して帰ってくる方法もいいでしょう。
練習で脳のストッパーに対抗する
ロング走などでは「もうやめよう」と脳のストッパーが働いてしまうことがあります。
そこで「つらくない」と思うために有効なのが以下のような手段です。
- 仲間とおしゃべりをしながら走る
- 音楽を聴きながら走る
- レースでフィニッシュ地点に戻ってきた自分を想像する
- 終わったあとの楽しいこと(たとえばビールを飲むとか)を考える
※月刊ランナーズより抜粋
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ創刊50周年記念号 11月21日発売!
1976年2月に創刊したランナーズは、おかげ様で50周年を迎えました。ランナーのみなさま、ご愛読ありがとうございます。
今号は50周年を記念し、ダブル表紙の特別版でお届けします。
当社50年の歴史から振り返る日本ランニング界、50年間の挑戦史
女性ランナーの増加から競技選手の活躍、都市型マラソンの拡大など、日本ランニング界50年の歴史を20ページにわたって掲載します。
◎日本の市民ランナーを速くした50年分のトレーニング
「ハードだけど実践してみたい」。そんな気持ちを抱いてもらえることを目指して紹介してきたトレーニングの中から、30のトレーニングを厳選しました。
◎広告から見るシューズ・グッズ50年の進化
過去50年間のランナーズに掲載された広告からグッズ進化の歴史をたどります。
◎創業者インタビュー「ランニングの世界はまさに多様性」
いかにして当社は立ち上がり、日本の市民ランニング界と歩みを共にしてきたのか? 当社創業者の橋本治朗氏に現代表取締役社長の黒崎悠がインタビューしました。
特別付録 ランナーズダイアリー2026
2026年のダイアリーは50周年特別版。50周年メモリアルコラム「忘れられないトレーニング」として、往年の名ランナーのトレーニングを掲載しています。読んで書いて、1年間日々のお供にご活用ください。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



