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RUNNERS ONLINE【57歳ティップネス社長のサブスリー挑戦記】#3 トレーニング、そしてインディア
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この2週間のふりかえり
RUNNET読者の皆さん、こんにちは。「57歳ティップネス社長のサブスリー挑戦記」第3回をお届けします。
今回は、私のサブスリー挑戦を支えてくれている3人のトレーナーを紹介します。
そもそもトレーニングの語源は「“引っ張る”を意味する“TRAHERE”というラテン語」と言われています。
そこから列車が客車を連ねて引っ張っている様子から「Train」という単語が生まれました。
列車のように人を引っ張って目的を達成に導く、その練習のことを「Training」と言うようになったそうです。
だからこそ、トレーニングには、自分を引っ張ってくれる、自分のパフォーマンスを高めてくれるトレーナーの存在が必要なのでしょうね。
私には3名のトレーナーがいます。
1人は前回のコラムでも触れた殖栗剛志さん、もう1人はティップネス蘇我店の棚本啓之さんです。
棚本さんは、東京五輪銀メダリストの女子ゴルフ稲見萌寧選手を育てたトレーナーで、高校時代に稲見さんのトレーニングを2年間指導していました。
棚本さんの凄さは、「整体」の知見が広く、「姿勢や動作を改善」する事で、効率が良い身体の動きを実現させる事です。
“全身の筋肉を連動させ、機能的に効率良く動かす”ことを目的としている「ファンクショナルトレーニング」の良い指導者だと思います。
そして、もう1人がインディアです。インディアはイギリス人ですが、実はリアルにお会いしたことはありません。
インディアはフィットネスマシンメーカー「テクノジム」提供の映像プログラムに登場してくるバーチャルトレーナーです。
テクノジムのトレッドミルをよく利用するのですが、「session」という映像プログラムはよく出来ていて、初級・中級・上級コースに分かれ、それぞれ「勝利のペース」や「ランと呼吸」などのコースを選べます。
選択したコースによってスピードや傾斜は変化し、私はインディアに指示されたボタンを押すだけという優れものです。
しかも、画面の向こう側からインディアが時に優しく、時に厳しく指導してくれます。
インディアの言葉はレース中にも響きました、あなたはなぜ走っているの?と。(笑)
高めの目標達成に向けては、やはり、寄り添って引っ張ってくれる存在が必要だと思います。
トレーナーの皆さんのおかげで、わずかではありますが「サブスリー」への光明が見え始めています。
怪我に気をつけながら、トレーニングに励みたいと思います。
この2週間の過ごし方
10月27日~11月5日
平日は6時起床、23時30分就寝が基本。
27日(金): | ティップネス蘇我店で棚本さんの有料パーソナルトレーニング |
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28日(土): | 4km速めのペース走(4:28ペース) |
29日(日): | 1/3マラソン(14km)(4:58ペース) |
30日(月): | ティップネス川口店で軽トレ |
31日(火): | 友人の桜井智野風桐蔭横浜大学教授と「筋活動エネルギー」について議論 |
11月1日(水): | ティップネス木場店で殖栗さんの有料パーソナルトレーニング |
2日(木): | モビリティショー視察&大手流通事業者会食 |
3日(金): | 「ティップネス感謝祭初日」店舗巡回 |
4日(土): | インターバル(1km+500m)×7セット(4:10ペース) |
5日(日): | 21km走(5:05ペース) |
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岡部智洋(通称ティップネス社長)(57)
会社経営者。月刊ランナーズ2020年5月号「私の流儀は仕事もマラソンも全力!」にも登場。
基本は平日にランのトレーニングは行わず、週1でタバタプロトコル、週末のロング走で月間走行距離は100kmほど。
フルマラソンベストは3時間11分33秒(18年勝田全国マラソン)。2024年2月別府大分毎日マラソンでサブスリーを狙う
※こちらから記事検索ができます。
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「どうしても、サブフォーができない」
2023年度の全日本マラソンランキングでは、サブフォーランナーは全完走者のうち27.4%にあたる8万6815人。ジョギングだけで達成してしまう人がいる一方、ロング走やスピード練習をして走り込んでいるのに、届かないランナーもいます。そんな「努力しているのにサブフォーができないランナー」がどうすれば4時間を切ることができるのかを、専門家やコーチの協力のもと解決します。
特別寄稿
マラソンの「30kmの壁」の正体 「エネルギー枯渇説」よりも「脳がかけるブレーキ説」
フルマラソンを走るランナーであればほとんど誰もが聞いたことのある言葉であろう『30kmの壁』について、内科医でサブスリーランナーの北原拓也先生がYahoo!ニュースでそのメカニズムをまとめた記事を発表し、大きな反響がありました。それを受け、本誌では北原先生にさらに詳しく加筆をしていただいた記事を掲載します。
走って輝く人生100年時代
91歳の現役ランナーが語る「マラソンは究極の人生の目的」
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90歳を過ぎてもフルマラソンを走り続ける活力の源を探りに、編集部が北畑さんのある一日に密着しました。
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