本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【ひざ痛はこわくない 07】筋力不足だけじゃない! 筋肉の「しなやか度」をチェックしよう

2023年7月03日

ランニングによるひざ痛の原因のひとつは「筋力不足」です。
特にもともとの筋肉量が少ない女性やビギナーに多いとされていますが、「筋力がないからひざ痛になる」とは一概に言えません。

確かに筋肉量が多く、筋力が高ければ、走りのパフォーマンス向上につながりますし、故障を起こしにくいとも考えられますが、それ以上に重視すべきは「しなやかさ」、つまり適度な柔軟性とバランスなのです。
たとえばデスクワークなどで座っている時間の長い人は、大腿部周辺の筋肉をしなやかに使うことができず、力を伝えるためのひざのお皿周辺に負担がかかって痛みが出るケースが非常に多いのです。

座りっぱなしの状態が続くと、股関節の可動域が狭くなり、大腿四頭筋やハムストリングスの動きが悪くなり、しなやかさが低下します。
日常的にランニングをしていても、普段から筋肉を柔軟に保っておかなければ、常にひざ痛と隣り合わせなのです。

「筋力不足が原因だから、筋トレをしましょう」という流れになりやすいのですが、「しなやか度チェック」で筋肉の状態を把握し、ストレッチをはじめとしたコンディショニングで、しなやかさを手に入れましょう。


筋肉の「しなやか度」をチェックをしよう

ひざ痛と大きな関わりをもつ「ハムストリングス」と「大腿四頭筋」のしなやか度を確かめる方法を紹介します。

●ハムストリングス
あおむけになり、片方の脚を真っすぐ90度まで上げる。
これができない人は、ハムストリングスが弱い、もしくは硬いということ。
この状態だと大腿四頭筋に負担がかかってしまいます。
左右それぞれ行ってバランスも見てみましょう。



●大腿四頭筋
うつぶせになり、片脚ずつひざから曲げ、かかとでお尻にタッチをします。
これができない人は、大腿四頭筋が弱いか硬いことが考えられます。
この状態だとハムストリングスに負担がかかる状態です。



こういったチェックは、ランナーなら習慣化したいところ。
次回は「しなやか度」を上げるためのコンディショニングやエクササイズを紹介します。


※月刊ランナーズより抜粋




ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ