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【ひざ痛はこわくない 06】焦らないで! ひざを故障したときの日常ケア術
ひざに痛みがあり、練習量を落としたり、しばらく休養期間を設ける必要がある。
そんなときに取り入れたい、ひざ痛のための日常のケア法を紹介します。
入浴時のマッサージから、就寝前の軽いエクササイズまで、合計してもそれほどかかりません。
逆に物足りないかもしれないけれど、しばらくは焦らず、じっくり取り組んでください。
毎晩実践! ひざ痛のための「3ステップ日常ケア」
【STEP1】
お風呂で患部をマッサージ
ぬるめのお湯に浸かりながら、痛みを感じる部分を強めにさすり、血流の巡りをよくします。
治りかけたら、刺激を与えて強くするために、指圧や揉むなどのマッサージに切り替えてもいいでしょう。
【STEP2】
患部に冷湿布を貼る
入浴後、患部に冷湿布を貼ります。
温湿布でも構わないのですが、温まった身体には冷たいほうが気持ちがよいかと。
ただし目的は冷やすことではなく、炎症を抑える「痛み止め」を浸透させるためと考えましょう。
【STEP3】
ひざケアのエクササイズ
汗をかかず、患部に負担をかけない程度な簡単な動きと少ない種目数でOK。
「屈伸」「ひざ回し」と「ハムストリングス」「大腿四頭筋」への刺激入れの4種目を紹介します。
寝る前に軽く身体を動かすことで、眠りにもつきやすくなるでしょう。
●屈伸
通常の屈伸よりも、ひざは浅く曲げ(90度程度)、伸ばしたときに両ひざをグッと押し、裏側を伸ばす
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●ひざ回し
両脚とひざをそろえて軽く曲げ、円を描くように時計まわりに→反時計回りに数回回す。
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●大腿四頭筋への刺激
仰向けになり、片脚ずつ45度までゆっくり上げ、静かに下ろす。
これを左右交互に繰り返す。
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●ハムストリングスへの刺激
うつ伏せになり、片脚ずつひざから90度までゆっくり曲げ、静かに下ろす。
これを左右交互に行う。
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※月刊ランナーズより抜粋
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