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海外ランナーは楽しく実践していた!「世界のスピード走×6」

2023年5月01日

(写真/RunAsOne)

(写真/RunAsOne)


これからの季節は気温も上がり、スピード走にピッタリな季節になります。
春~夏にスピードを鍛え、秋冬のマラソンにつなげる、というのは今やオーソドックスなトレーニング方法です。とはいえ「スピード走は苦しくて苦手…」という方も多いのではないでしょうか?

現在発売中のランナーズ6月号ではそんな人に試してほしい、海外のランナーが実践しているスピードトレーニングを紹介しています。
オーストラリア・ケニア・台湾・ニュージーランド・イギリス・イタリアの6カ国の名コーチが紹介する中から「これなら継続できる」と感じるスピード練習を見つけて、継続してみてください!

今回はオーストラリアの美人コーチがおすすめするスピード走を紹介します。


マラソンペースが楽になるウエーブ・テンポ走

私の名前はイゾベル・バット・ドイル。2021年の東京オリンピック女子5000mにオーストラリア代表として出場したの。私は今、現役の選手としてパリオリンピックを目指しながら、仲間と設立したランニングクラブで市民ランナーへのコーチングも行っているの。写真は私たちのクラブの練習風景なのよ。みんな楽しそうでしょ?

スピード走は快適なペースのランニングでは使われていない筋肉にアプローチし、全身の筋力をアップさせ、ストライドを伸ばすことができて、ランニングエコノミーも向上させることができるから、短い距離を専門とするランナーからマラソンランナーまで、どんな人にも効果があるのよ。
そんな私たちが実践しているスピード走の中から、今回お勧めするのがこのメニュー。

Wave tempo(ウエーブ・テンポ)(1km+900m)×2~5セット
※1kmは5~10kmレースペース、900mはマラソンペース


ハッキリいってキツいわ(笑)。通常のテンポ走(ペース走)は一定のペースで走り続けることで、ペースに身体を慣らすことが目的で、日本ではこの方法が多いかもしれないわね。
一方、このウエーブ・テンポは、1kmハードに走った後にミニマムのリカバリーを加えることによって、走力の底上げをすることを狙いとしているの。リカバリーがマラソンペースなので苦しいと思うけれど、乳酸を利用する能力が高まって、マラソンのペースがラクに感じられるようになるわ。だからレースに直結するトレーニングとも言えるの。


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イゾベル・バット・ドイル コーチ(27歳)

2022年10月に初マラソンを2時間28分10秒で完走(メルボルンマラソン)。
2度目となる2023年3月の名古屋ウィメンズマラソンでは2時間27分54秒とわずかに自己ベストを更新。



(取材・文/田岡万由子)


現在発売中のランナーズ6月号では、各国のコーチが紹介するメニューを自己ベスト2時間18分59秒で海外のトレーニングに詳しい山﨑竹丸コーチ(34歳)が解説しています。

またランナーズTVでは、KAZ BOMBAYEが「世界のスピード走」に挑戦しています。

世界のコーチおすすめスピード走!〜フル2:55切りへの道 その1〜



ランナーズ6月号 4月22日発売!


ジョギング中に1kmだけスピードアップ
「毎週1秒」速くなって、秋冬マラソンで快走しよう

「スピード走が重要なのは分かっているけれど、継続できない……」。
こういったランナーに向けて、ランナーズ6月号では「普段のジョギングより1kmだけわずかにスピードアップし、毎週1秒速くなることを目指す」を提案しています。
このトレーニングを続けることがなぜ秋冬マラソンでの目標達成につながるのか、詳しい理論やアレンジ法をご紹介します。

ランニング界を支える
大会"ペースメーカー"に注目

3月17日に開催されたイタリアのローママラソンは主催者曰く「世界一多いペースメーカー」を配置しているのが特徴でした。ペースメーカーはどんな人たちが行っているのか、またペースメーカーが率いる集団で走る際にタイム短縮につながるテクニックなど、様々な角度から考察しました。

4年ぶりに発表!
「全国ランニング大会100撰」(2023年1~12月)

RUNNETの大会評価サイト「大会レポ」への投稿などを基に、日本で開催されている大会の中から100大会を選出する大会100撰を、4年ぶりに実施しました。初選出となったのは14大会。あなたの出場したレースも入っていますか?



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