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【年代別優勝者インタビュー】ハードな練習でも故障知らず!その秘密は…愛媛マラソン50歳代1位の古泉辰男さん(58歳)
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2月12日(日)愛媛マラソン(愛媛県松山市)が3年ぶりに開催され、1万人以上のランナーがフルマラソンに出場しました。
2時間30分07秒という記録で50歳代で1位となったのは、松山市在住の古泉辰男さん(58歳)。
ただ本人はこの結果に納得がいってないよう。
「最低でも2時間29分、よければ25分台を目指していたので」(古泉さん)
11月から「週1回40km走を行い、1週間の走行距離は合計150km」という練習を実践してきたと言います。
ご自身が経営する建設業の仕事でかなりハードな肉体労働を週6日行ったうえでこの練習量です。
「変えなければ落ちるだけ」あえて量をこなすことに挑戦
中学から大学まで陸上部で長距離を走り、社会人になっても走り続けてきました。
50代になったとき、「このまま同じような練習を続けても落ちるだけ」と感じ、トレーニング変えてみることを思い立ちます。
このとき挑戦したのは、「月曜から金曜まで、30km走を3カ月間行う」というもの。
やり通したことで「自分にはこれだけ練習が詰める」と、自信につながったと言います。
そして昨年11月からは毎週末40km走を実施。
愛媛マラソンでは(本人言うところの)不本意な結果に終わってしまったけれど、これも自分の身体を使った実験のようなもので、この経験が貴重なデータになると言います。
120分ジョグで身体の変化をモニタリング
とんでもない練習量を紹介しましたが、ポイント練習以外に古泉さんのトレーニングの大半を占めるのは120分ジョグ。
この中で、身体を総チェックして変化を確認するのが目的です。
「身体は1年で大きく変わります。何が維持できていて、どこが弱ってきているかを見極めます」
疲労を感じるときには、ペースをキロ8分くらいまで落とすこともあります。
身体を動かしながら疲労を抜くようにしているそう。
「身体を休めるだけでなく、気持ちを休めることにもなります」
精神面の疲労を抜くことで、トレーニングへの集中度が高まると言います。
同じトレーニングを続けないことが故障を防ぐポイント
長年、かなりの練習量を積んでレースに出場しても、ほとんど大きな故障を経験していない古泉さん。
気を付けているのは「まったく同じトレーニングを続けないようにしている」こと。
同じコース、同じペース、同じシューズ…というように、同じ状況のトレーニングを続けると、いつも同じ場所に負荷がかかり故障してしまう。
意識して、何かを変えるようにすることが重要と言います。
「最後に流しを入れたり、ときにはシューズを薄いものから厚いものに変えてみたり、コースにも変化をつけたりしています」
古泉さんの目標は、60歳で2時間半を切ること。
今年は持久系のトレーニングを中心に行ったら、来年は解糖系のトレーニングを増やす予定です。
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温かな沿道の応援が好評の愛媛マラソン。
「大都市圏のマラソンと比べても遜色ないか、それ以上のたくさんの応援がありました!」(古泉さん)
第60回愛媛マラソン
開催日: 2023年2月12日(日)
開催地: 愛媛県松山市
種目: フルマラソン
出走者数: 10,140人
完走者数: 8,895人
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- 古泉辰男(こいずみたつお)さん(58歳)
愛媛県松山市在住。
中学1年から大学まで陸上部で長距離を専門とし、社会人になってからも走り続けて45年。
自己ベストは29歳のときに海外の大会で出した2時間17分台。
目下の目標は、60歳で2時間半を切ること。
2年後を目指して、工夫をしながらトレーニングを積んでいます。
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