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【年代別優勝者インタビュー】楽しく走っていまも記録更新中! 京都マラソン女子40~44歳で1位の西村みゆきさん(42歳)

2023年3月27日

3年ぶりにリアル大会が開催された京都マラソン。「観光スポットビューイングや沿道からの応援にずっと楽しませてもらいました」(西村さん)

3年ぶりにリアル大会が開催された京都マラソン。
「観光スポットビューイングや沿道からの応援にずっと楽しませてもらいました」(西村さん)


3年ぶりの開催となった京都マラソン(2月19日)で、年代別女子40~44歳で1位となったのは、滋賀県甲賀市の西村みゆきさん(42歳)。
2時間55分42秒で女子総合でも5位という好成績でした。

ダイエットと健康のために走り始めたのが5年前。
中学・高校時代に陸上部に所属していたとはいえ、長いブランクの後に37歳で再開したときは、さぞ思うように走れなかったのでは? と思いきや・・・。
「昔はキロ3分10秒ペースなどで追い込んでいましたが、マラソンに向けては、キロ4分強で長く走る練習ですから、このほうが自分に合っている!と思いました」


体幹強化と綿密なレースプランで臨んだ京都マラソン

西村さん、3年ぶりのレースとして出場した昨年10月の「かもしかハーフマラソン」で、手痛い経験をしています。
山道を駆けるハードなコースに苦労し、体幹を安定させる重要性をいやというほど思い知らされたそう。

「アップダウンがあるコースでは、上体がしっかりしていないと、無駄にスタミナを使ってしまうと感じました」
そこで始めたのが、就寝前の腹筋&背筋の筋トレ。
毎日欠かさず行い、長くハイペースを維持できる身体づくりを意識しました。

さらに京都マラソンでは初出場ながら、念入りに高低差を調べ、どこでギアを入れるか、どこで力を温存するかまでレースプランを練ったそう。
「前半にアップダウン、後半は下り基調と、イメージトレーニングをしていたので怖がらずに臨めました」


記録更新より「いかに楽しく走るか」が大事!

練習は週に5~6回。
仕事の終業時間が不規則なため、出勤前の早朝4時半~6時がトレーニング時間。
平日なら8~10km、休日には20~25km、距離もペースもコースも変化をつけて、月間370km前後走っています。

銭湯が大好きで、休日の朝に近隣のスーパー銭湯などへ車で行き、周辺を走ってからお風呂で汗を流す、というのが楽しみのひとつ。
「食べることも好きなので、今日はこれだけ走ったからちょっといいもの食べても大丈夫!」と、コンビニのデザートをご褒美にすることもあるそう。

西村さんにとっては、記録更新よりいかに楽しく走るかが重要で、「苦しいことはしない主義!」と言います。
それでも京都マラソンの後、3月のびわ湖マラソンでは2時間55分27秒で女子2位となり、自己ベストを更新! まだまだ進化を続けています。

「一度くらいは、大阪国際のような陸連登録者だけの大会に出てみるのもいいかな? と思っています」



西村みゆきさん(42歳)

滋賀県甲賀市在住。
中学、高校では陸上部に所属。
5年前、37歳からラニングを再開し、その年の神戸マラソンで3時間19分。
コロナ禍後、昨年10月からレースに出場し始め、今季は徐々に調子を上げ記録を更新中。

2022年10月 かもしかハーフマラソン 1時間31分36秒 女子6位
2022年11月 神戸マラソン 3時間04分07秒 女子26位
2023年2月 京都マラソン 2時間55分29秒 女子5位
2023年3月 びわ湖マラソン 2時間55分27秒 女子2位(自己ベスト)






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