ニュース・記事
ランナーズonline
【暑熱順化道場 01】熱中症は6月に多い! 午前9時~11時が要注意
|
熱中症というと、7月~8月の盛夏に起こるというイメージがあるかもしれませんが、実は6月にも多く起こっています。
注意すべきは、4月~5月の間の気温が急上昇する日や、6月~7月の梅雨、低気圧通過直後などで高温多湿になるときです。
そして盲点になるのは、熱中症になりやすい時間帯。実は1日の中で最も気温が高くなる時間帯ではなく午前9時~11時です。
この時間帯は急な気温上昇カーブを描くため、身体の体温調節機能が環境の変化に追いつかず、熱中症の発生事例が多くなるのです。
午前9時前後のスタートの大会で、運動負荷の比較的高い10kmレースや、フルマラソンのスタート後数時間は注意が必要です。
逆にウルトラマラソンは、早朝スタートがほとんどで強度も低めのため、気温変化に適応しながら競技を継続できるのか、熱中症の事例が比較的少ないようです。
夏のレースを予定している人はもちろん、これから迎える注意期間に、しっかり走って秋冬のレースに備えたい人も対策が必要です。
このシリーズでは、熱中症を防ぎ、リスクを軽減するため、発汗機能を高めて「暑熱順化」させる方法を次回以降で紹介していきます。
今回はまず、もし熱中症の初期症状を感じたら、どう対処すべきなのかをまとめます。
熱中症の初期症状を感じたらこう対処!
熱中症は高温多湿の環境下で起こる一連の障害のことを指し、脱水や循環不全、体温調節障害などによって嘔吐や痙攣などを引き起こします。
自覚できる初期症状は以下のようなものになります。
・普段より大量に発汗する
・身体が熱くなる
・頭がボーッとする
・軽い痙攣が起こる
こういった症状を感じたら、無理をせずに速やかに日陰に入って身体を休め、水分や電解質(ナトリウム)の補給をしたり、濡らしたタオルで身体を冷やしたりしながら休憩をとってください。
重症化すると死にいたるケースもあるので、決して軽く考えないことです。
身体を冷やす効果が高いのは、体表に近い部分に動脈が通っている以下のような箇所になります。
この部分を冷やすことで、冷えた血液が全身をめぐり、深部体温をさげてくれる、ちょうど車のラジエーターのような働きをしてくれます。
●効果的に身体を冷やせる箇所
・首の両脇
・脇の下
・大腿の付け根の前面
※月刊ランナーズより抜粋
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ10月号 8月21日発売!
速く、長く走り続けたいランナーのための
「超若返りトレーニング」
加齢によって走力が落ちたり長い距離が走れなくなってくるのは自然の摂理。とはいえ、工夫によって走力をキープ、あるいは向上させることは不可能ではありません。今号では「最大酸素摂取量」や「筋力」「ミトコンドリア」といった点から、どのようなトレーニングをすれば加齢の影響を抑えられるのか、科学的根拠も踏まえた「超若返りトレーニング」を紹介します。
大会新時代がやってくる!
新企画を打ち出す大会や新しいシリーズがスタートするなど、マラソン界には新しい話題が盛りだくさん。皆さんの大会選びの参考にもなる2026年1〜3月開催大会のトピックスを集めました。進化する大会を走りましょう!
100日間でサブフォー達成!
31日~60日目の目標は「超本気の5kmタイムトライアル」
今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「31~ 60日目の頑張りトレーニング」を解説します。
猪瀬コーチとclub MY☆STAR代表・岩本能史さんがサブフォー達成に適したペース戦略について語り合った「ネガティブスプリットで25kmから『抜きっぱなし天国』」も必読です。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。