ニュース・記事
ランナーズonline
【正月太りを打破! 03】ペース走が無理なら、スロージョグとスクワットでなまった身体を再生
|
体重の「セットポイント説」という言葉をご存じですか?
体重が常に一定になるよう、脳が食欲やエネルギー代謝をコントロールしているという説です。
なので、年末年始に急激に太る「正月太り」も、時間をかけさえすれば、いつか自然に元に戻っていくはずです。
ただ、レースが迫っているなど早く身体を戻したいランナーは、前回紹介したような「ハーフマラソンペース」で、週末2日間で一気に戻すのが手っ取り早い方法です。
とはいえ、「いきなりペース走は無理」という人もいるでしょう。
そんな場合は、一気に解決とはいきませんが、「スロージョグ」と「スクワット」を取り入れてみましょう。
ウォーキングとランニングでは、まったく同じ速度であっても、ランニングのほうが酸素摂取量が多く、エネルギー消費を促進するというデータがあります。
ですから、どんなに身体がなまっていても「まずはウォーキングから」とは考えず、超スローペースでいいので走ったほうがダイエット効果は高くなります。
年末年始、お酒を飲む機会が多かったならなおさら、内臓の血流を促進し、コンディションを整えるという意味でも、スロージョグが効果的です。
ランニングフォームを意識しながら取り組めば、今後の走り込みや、レースを意識したトレーニングにもスムーズに入っていけるでしょう。
またテレビを見ながらでもいいので、スクワットにも取り組んでみてください。
これは筋力強化が目的ではなく、身体の大きな筋肉に刺激を入れることで、基礎代謝アップのスイッチを入れるのが狙いです。
余力があれば、腹筋や背筋などのトレーニングも組み合わせるとベターです。
●スクワット
ひざの角度が90°になるまで腰を落とす。猫背にならないよう注意しながらリズミカルに20回×2セット
![]() |
---|
※月刊ランナーズより抜粋
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!
100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力
ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?
短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」
今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。
現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策
今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。