ニュース・記事
ランナーズonline
【週刊ランナーズ】「足底筋膜炎」に悩むランナー必見!予防と再発防止に効果的な簡単「スクワット」!
「起床後、第1歩目に激痛がはしる」。足底筋膜炎に悩むランナーの方に朗報です。私も、3月の板橋Cityマラソンで3時間29分40秒の自己ベストをマークして以来、右足裏の足底筋膜炎に悩まされ続けています。
練習量を減らす、鍼治療、青竹踏みなど様々試しているのですが、一向に改善をみせないこの症状。今回は、RUNNETユーザーの皆さん向けに足底筋膜炎の治療と予防法について、理学療法士の資格を持つランニングコーチの福田潤さん(33歳)に教えてもらいました。
(ランナーズ編集部 大平)
「なぜ、足底筋膜炎になるの?」
足底筋膜炎の原因は大きく分けてオーバーユース、筋肉の硬直の2つが挙げられます。現状は痛みが強いとのことですので、まずは足の疲労回復のため、ふくらはぎの血行促進、筋肉をほぐして痛みをとることが最優先。血行促進のために、足はなるべく冷やさないようにします。また、入浴後にふくらはぎをセルフマッサージすることも有効です。
また、痛みが治まるまで走行距離を減らしましょう。足底に痛みが出るのは下半身の筋力不足も原因のひとつです。走行距離を減らしている間、足底筋膜炎の予防と再発防止に効果的なスクワットを紹介します。ランニングは走るだけがトレーニングではありません。
|
|
|
1、足を肩幅に開き、右足を浮かせ右手を挙げる
2、左のひざがつま先より前に出ないように注意しながらかがみ、右手で左くるぶしをタッチする。
足をかえて同様に行う(左右10回×2セット)
<ポイント>
・ひざがつま先より前に出てしまうと太ももの前(大腿四頭筋)に刺激が入り、
お尻とハムストリングスに正しく刺激が入らない
・かがんだときにひざが内側に入らないようにする
・走る前に行えばお尻とハムストリングスを意識して走ることができます
|
<コーチプロフィール>
|
関連記事
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!
100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力
ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?
短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」
今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。
現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策
今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。