ランナーズonline

【川内流! 05】大会の選び方は「旅行で行ってみたいところを選ぶのがお勧め」

2023年12月29日

これまで700レース以上に出場しているという川内優輝選手。
記録度外視で、とにかく遠征として楽しめる大会なら「旅行先として行ってみたいところを選ぶのがお勧め」と言います。

川内選手にとって印象に残る大会のひとつとして、5月に岩手県西和賀町で開催される「河北新報錦秋湖マラソン」を挙げてくれました。
「坂が多いけど、前日に花火があって、山菜ごはんなどのふるまいがあり、温泉もあって、無料送迎バスあります」

また、イベント参加者からイチオシ大会として「壱岐ウルトラマラソン」が挙がると、すかさず「島の人がすごく温かいんです」と川内選手。
壱岐は、川内選手愛読のランニング漫画「奈緒子」の舞台のモデルとなっている島なのだそう。
「漫画どおりの景色が見えます。元寇の跡など歴史もいっぱい、いい温泉があるしご飯もおいしい。福岡の博多から船でも近いです」
ウルトラがちょっと難しいという人には、1月に開催される「壱岐の島新春マラソン」もお勧めとか。



川内選手とランナーが選ぶ「遠征として楽しめる大会」

今回の川内選手を囲むイベントに参加されたランナーの皆さんが選んだ「イチオシ」大会の中からその一部を紹介します。



阿波シティマラソン

開催時期3月上旬
開催場所徳島県阿波市
種目ハーフマラソン ※陸連公認コース申請中、2km

大会前日は「錦秋湖湖水祭り」の花火大会あり。レース後は温泉が楽しめる大会。
新緑の錦秋湖畔の、ほぼフラットな折り返しの往復コースを走ります。



五島列島夕やけマラソン

開催時期8月下旬
開催場所長崎県五島市
種目ハーフマラソン、5km

夕方5時のスタートで夕焼けを楽しみながら走り、ゴールのBBQ会場で五島牛の試食ができます。
ちなみに川内選手情報によると「谷川真理さん絶賛してました!」とのこと。



壱岐ウルトラマラソン

開催時期10月中旬
開催場所長崎県壱岐市
種目100km、50km

壱岐の島を一周する大会。アップダウンの激しいタフなコースながら、景色も良くレース自体が旅のよう。



宮古サーモン・ハーフマラソン

開催時期11月中旬
開催場所岩手県宮古市
種目ハーフマラソン、10km、5km、2km

本州最東端の大会。海沿いを走るコースもいいし、鮭の街・宮古だけに鮭汁やサンマなどふるまいの食がいい!




「大会レポ」より「観光名所とセットで楽しめる大会」

RUNNETの「大会レポ」で「観光名所とセットで楽しめる大会」という評価を得ている大会を集めました。



世界遺産姫路城マラソン

開催時期2月中旬
開催場所兵庫県姫路市
種目フルマラソン(公認コース)


高知龍馬マラソン

開催時期2月中旬
開催場所佐賀県佐賀市、神埼市
種目高知県(高知市・南国市・土佐市)


鹿児島マラソン

開催時期3月上旬
開催場所鹿児島県鹿児島市・姶良市
種目フルマラソン(公認コース)


長野マラソン

開催時期4月下旬
開催場所長野県長野市
種目フルマラソン(公認コース)


カーター記念黒部名水マラソン

開催時期5月下旬
開催場所富山県黒部市
種目フルマラソン(公認コース)、10km 他


小布施見にマラソン

開催時期7月中旬
開催場所長野県小布施市
種目ハーフマラソン


オホーツク網走マラソン

開催時期9月下旬
開催場所北海道網走市
種目フルマラソン


山形まるごとマラソン

開催時期10月上旬
開催場所山形県山形市
種目ハーフマラソン 他


舞鶴赤レンガハーフマラソン

開催時期10月上旬
開催場所京都府舞鶴市
種目ハーフマラソン(公認コース)


水戸黄門漫遊マラソン

開催時期10月下旬
開催場所茨城県水戸市
種目フルマラソン(公認コース)


下関海響マラソン

開催時期11月上旬
開催場所山口県下関市
種目フルマラソン(公認コース) 他







※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


短期連載「100日間でサブフォー達成!」

8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?


偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない

2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。

「苦しみの先にある栄光」

6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る