ニュース・記事
ランナーズonline
長寿連載「マイトレーニング」は いつの時代も型破り
※本記事は『ランナーズ2026年12月号』掲載内容になります。(全5ページ/1ページ目)
|
|
トップクラスの走力を持つ市民ランナーたち※1の練習や生活を紹介する連載「マイトレーニング」。1983年に開始、本誌で最も長く続く連載※2であり、これまでに登場したランナーはのべ461人。連載にはどんなランナーが登場し、紹介するトレーニングはどう変化してきたのか。マイトレランナーと同等の走力を持つ、編集長の行場(自己ベスト2時間16分台)が様々な角度からまとめた。
※2 2019年6月号で一度終了し、2024年4月号から再開
マイトレランナーの練習変遷
1983年第一回は「往復22~32㎞通勤ラン」
トップ市民ランナーはどんな練習をしてきたのか。
最先端の理論を映しているともいえる、マイトレーニングの変遷を紹介する。
トレーニングの黎明期
マイトレーニングの連載が始まったのは1983年。初回のランナーは飯田百貨店(現コモディイイダ)に勤務する佐川利光さん。そのトレーニングは、往復22~32㎞の通勤ランだった。初回から通勤ランが登場するところが、市民ランナーのトップ層を紹介するマイトレらしい。
連載が始まった当初はまだトレーニング理論が世の中に広まっていなかったためか、「気のむくままに走る」「練習は毎日6~90分の持久走。これだけである」などのように、練習計画がなかったり、毎日ひたすら同じ練習を繰り返しているランナーが多数登場する。
とはいえ、ほぼ毎日起伏コースの20~30㎞ジョグを繰り返して2時間18分26秒をマークした水町弘明さん(86年7月号)のように、練習量を積み重ねることで2時間10分台~20分台前半という結果を残しているランナーも数多くいた。
|
|
理論派ランナーたち
こうした中、88年1月号の林崎方さん、89年3月号の角田進さん、90年6月号の中島進さんといった理論派のランナーたちが登場する。
林崎さんはショートインターバルで筋力を高める週、ロングインターバルで有酸素を高める週、全力走で両者を調和させる週を順序立てて行う独自の理論を構築し、2時間19分台を記録していた。福岡国際マラソン18回連続出場の実績を持つ角田さんは、より明確に「期分け」を実施。スピード養成期や走り込み期を設け、時期に応じて練習を大きく変えている。
当時谷川真理さんを指導し、現在は猫ひろしさんのコーチとして知られる中島進さんも「4カ月計画」として、ひたすら距離を踏む期間から、5㎞×4本などの実戦的な練習を行う期間へ移り、レース前はジョグだけの疲労抜き期間も設けていた。
※こちらから記事検索ができます。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。


