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70代の両ひざ半月板損傷と脳幹梗塞から復活した80歳 「26年世界マスターズ選手権で金・銀メダル計6個獲得」
※本記事は『ランナーズ2026年12月号』掲載内容になります。(全1ページ/1ページ目)
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8〜9月に韓国で開催された世界マスターズでは計6個のメダルを獲得した |
走って輝く人生100年時代
池田善明さん(大阪・80歳)
74歳でマラソン3時間16分20秒をマークした池田さんは、76歳からの2年間で両ひざの半月板を損傷、78歳で脳幹梗塞を患った。その後リハビリを重ね、いまも記録を求め走り続けている。
文/市村まや 写真/本人提供
走歴20年の池田善明さん(80歳)は、今年8月に韓国で開催された『世界マスターズ陸上競技選手権2026大邱』のM80(80〜84歳)で3つの金メダル(1500m、10㎞、ハーフ)と3つの銀メダル(800m、5000m、クロスカントリー6㎞)を獲得した。
「就寝は23時で起床は6時半。午前中は自宅で約1時間半かけて、股関節まわりを中心に下半身のストレッチをします。午後は自宅近くにあるフィットネスジムで、筋トレとトレッドミル走を計2〜3時間。水曜日の夜は大阪長居ACのポイント練習(12㎞走、1㎞×5本)、週末はキロ約5分の20㎞走が習慣になっています」
フルマラソンは6年前、自己ベストを10分以上更新する3時間16分20秒をマークし、全日本マラソンランキング74歳の部1位に。翌年も3時間27分46秒で、75歳の部1位となっている。
「常にマラソンランキングを意識しています。面識はないのですが、同い年の井上實さん(24年度78歳の部1位・3時間29分41秒)をライバルとさせてもらっています」
今年、同年代の世界王者にもなっている池田さんだが、すべてが順風満帆ではなかった。76歳のときに右ひざの半月板を損傷し、約1年後に左ひざの半月板が壊れた。これにより、練習量は例年の20%まで減少。続けて78歳のときに脳幹梗塞で17日間入院し、故障や病気と付き合いながら走る年齢になったことを否応なく実感した。
「左ひざの半月板は長く痛みが続きました。発症して8カ月後にびわ湖マラソンが控えていたので、どうしても治したかった。大阪市にある『おおさかグローバル整形外科病院』の杉本武先生を訪ね、約2カ月にわたるリハビリで走れるようになりました。その後も、走れる身体をつくるために、ストレッチや筋トレに時間を割いています」
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