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ランナーズonline

JO1豆原一成さんの挑戦をサポート! 宇野けんたろうさんが教える初マラソン攻略法(後編)

2026年9月01日

JO1の豆原一成さん(左)を指導する宇野けんたろうさん。7月にはハーフマラソンを完走した

JO1の豆原一成さん(左)を指導する宇野けんたろうさん。7月にはハーフマラソンを完走した


この冬にフルマラソンへの初挑戦を予定しているグローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成さん(24歳)を、吉本興業×コトブキヤ所属の芸人ランナー・宇野けんたろうさんがサポートしています。豆原さんとのやり取りを軸に、宇野さんの考える『初心者のマラソン攻略法』を聞きました。


――宇野さんは豆原さんに「フルマラソンの前にハーフマラソンを走ろう」と提案しました。

本当は5月を予定していたんです。でも、豆原君の仕事が忙しすぎたのでキャンセルになって、何とか6月の大会を見つけたんですが、その直後に「ドラマの出演が決まりました」と。しかも主演だと言われてずっこけましたよ(笑)。主演なら確実に無理じゃねえか!って。結局また延期して、実際に走れたのは7月になってからでした。

――ハーフに向けてどんなアドバイスをしましたか?

豆原君は週に3~4回、10kmぐらいのジョグをしてくれていました。調子が良かったら12kmぐらい走ってもいいよと伝えていたのですが、豆原君はストイックなので、15km走ったこともあったそうです。ただし、大事なこととして「練習で20km以上は走らないで」と言っておきました。走歴の浅い人が練習で20km以上走るのは負担が大きく、それによって「キツいな」と悪いイメージができてしまう場合がある。絶対にそれは避けたかったので、「余裕を持って切り上げてほしい」とアドバイスしました。マラソンには『適当さ』も必要なんです。

――ハーフマラソンは宇野さんも一緒に走り、1時間48分という結果でした。

タイムよりも余力を持って終えてほしいと考えていたので、限界ギリギリを攻めるのではなく、腹八分目くらいの感覚で走ってもらいました。実際には17kmぐらいからスタミナが切れてきたので、もう少し練習が必要だとは感じましたが、100点満点の走りでした。

この先はもう少し長い距離にも対応できるように、ジョグを12~13kmに延ばすことと、涼しい日には15~17kmぐらい走ってほしいと伝えました。ペースは上げてもキロ5分くらいで、それ以上速く走る必要はないと。もし身体が重く感じる時は、刺激を入れるために100mくらいの流し(※全力の8割程度の軽いダッシュ)を取り入れるようにアドバイスしました。

――フルに向けて練習するにあたり、気をつけることはありますか?

「このぐらいのタイムで走りたい」と意識するとプレッシャーになる場合があります。豆原君はドラマの撮影で忙しい中、朝5時に起きて走ってから現場に入ったりしていて、ものすごくストイックなんですよ。目標タイムについても遠回しに聞いてみたんですけど、本人もプレッシャーになることを心配していたので、「完走が目標で、おまけでタイムがついてくる感じがいいんじゃないか」と伝えました。完走さえすれば練習の成果も生きてくるはずですから。

初心者にとって一番まずいのは、練習を「やりたくない」という気持ちになってしまうことです。だから僕はいつも「リラックスして頑張ろう」「楽しんで頑張ろう」と伝えるようにしています。「頑張ろう」とは言っているのですが、その前に必ず一言つけるんです。フルマラソンを怖がるのではなくて、ワクワクした気持ちで走ってほしいんですよね。

――この企画は宇野さんにとってどんな発見や収穫がありましたか?

僕が感じているのは、人と一緒に走って、その人が目標を達成するときの喜びって、自分の挑戦とはまた違う楽しさがあるということです。今までは自分のタイムが最優先でしたが、『これが指導者の気持ちか』と分かるようになってきました。まぁ、豆原君は僕のことを師匠だとは思ってないでしょうけどね(笑)。

この企画を始めてからJO1のファンの方が僕のSNSやYouTubeにも流れてきて、僕としてはいい売名になっています(笑)。吉本興業のマネージャーも「こんなチャンスはないですよ! この波に乗りましょう! 大乗っかりですよ!」と言っています(笑)!

――これからランニングを始めたい人にもメッセージをお願いします。

ランニングの魅力は充実感と達成感、そして自信です。僕はいつも朝に走っているのですが、朝は眠いな、もうちょっと寝たいなと思う時も多いです。でも、走り終わった後は圧倒的に充実感が勝る。自信が満ちあふれるような感覚になって、「充実してんな、俺。生きてるな」という自己満に浸れるんです(笑)。JO1でも「JOin us!!」という曲があって、「仲間になろう」みたいな意味なんですけど、皆さんもぜひランニングを始めて僕らとジョイナスしてもらえたらと思います!


(前編はこちら)

うの・けんたろう
吉本興業×コトブキヤ所属の芸人ランナー。2014年にTBS「オールスター感謝祭」赤坂五丁目ミニマラソンで優勝。フルマラソンのベストは2時間33分30秒。高校時代は駅伝で全国大会出場。1982年生まれ。東京都出身。

まめはら・いっせい
2019年、『PRODUCE 101 JAPAN』で101人の中から視聴者投票によって選ばれ、9人組グループJO1のメンバーに。水泳、軟式野球などを経験し、中学時代は相撲部で県大会団体優勝。2002年生まれ。岡山県出身。


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