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ランナーズonline

全国中学女子1500m優勝の高橋さん 24時間走優勝者・ウルトラランナーの父が指導

2026年8月31日

スタート前にグータッチで希ノ葉さんを送り出す健吾さん

スタート前にグータッチで希ノ葉さんを送り出す健吾さん


大江戸小江戸200K(230㎞カテゴリー)や弘前24時間走選手権などで優勝経験を持ち、「したまちAC」代表のウルトラランナー高橋健吾さん(45歳)の長女、希ノ葉さん(ののは・中学3年生)が8月23日に山口県で開催された全国中学校陸上競技選手権大会(全中)の1500mを4分24秒61で優勝しました。希ノ葉さんは小学校2年生からランニングを開始。これまでどのように成長してきたのか、指導している健吾さんに聞きました。


Q. 希ノ葉さんが走り出したキッカケは何でしょうか。
A. 小学校2年生のマラソン大会で順位があまり良くなかったので、私がアドバイスして走るようになりました。週3回ぐらい1kmダッシュをして、ジョグも含めて週6日ぐらいは走っていました。タイムが5秒速くなるごとにご褒美をあげていたら、5年生の夏ごろから急に速くなり、6年生では1km3分を切っていました。

Q. 中学校に上がってからは故障も経験したそうですが。
A. おそらくスパイクの負担が大きかったのだと思います。昨年は春に故障してしまい、故障明けで出場した全中は予選落ちでした。そこからまた別の部位をケガしてしまい、その後出場したレースは自己ベストより約30秒遅かったです。思春期なので体重も増えていましたが、よくそこで諦めなかった、心が折れなかったと思います。

Q. そこからどのようにして全国優勝まで到達したのでしょうか。
A. 娘の努力につきますね。故障中もプール、バイク、筋トレやストレッチでトレーニングを継続していました。レース後にケガをしてしまうことがあったので、走れるようになってからは高強度練習を減らし、不整地やトレッドミルをゆっくり走ってもらうようにしました。分割して走ることでじっくり下地をつくりました。普段は夕方のメイン練習(スピード走は週2回)に加えて、約5kmの朝ランと坂ダッシュ、中学校への片道3kmも走って往復しています。昨年、優勝候補と言われていたのに結果が残せなかったのがかなり悔しかったのでしょう。

Q. ご自身がランナーとして走っていることが娘さんに影響を与えていますか?
A. 私はウルトラマラソンや24時間走、バックヤードウルトラ(1時間に6.7km走ることを何回続けられるかを競うレース)などに取り組んでいるので、娘に諦めない姿を見せられているのかなと思います。娘の練習でペースメーカーをすることもあります。トレーニングに関しては私自身が効果を感じている「ゆっくり長く走って土台をつくる」ということを、娘の朝ランや通学ジョグに取り入れています。スピードを上げて走るよりも故障のリスクが少なく、じっくり力をつけられます。
※健吾さんはオンライン取材中もトレッドミルでトレーニング

Q. お二人の今後の目標は?
A. 娘は「将来はオリンピックでメダルを獲得したい」と言っています。今シーズンは残りのレースで1500mの日本中学記録に挑戦してほしいです。また、ロードが得意なので、都道府県対抗女子駅伝でドルーリーさんの区間記録を塗り替えてほしいなと思います。私は10月にあるバックヤードウルトラの世界対抗戦で120時間(804km)の世界記録を目指したいと思っています。


全国中学校陸上競技選手権1500m、終盤にスパートして独走する高橋希ノ葉さん

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