ニュース・記事
ランナーズonline
「サブフォー達成するならネガティブスプリット」コーチ陣がイチ押しする理由とは?
|
昨年12月に開催されたChallnge 4 Tokyoでフィニッシュするランナー(写真/軍記ひろし) |
現在発売中のランナーズ10月号では、短期連載「100日間でサブフォー達成!」で4時間切りに向けて9月に行うべき練習を紹介。さらに、マラソン本番に向けた「サブフォー達成する理想のペース戦略はネガティブスプリット」というテーマで本特集担当のランニングコーチ・猪瀬祐輔さんと、club MY☆STAR代表・岩本能史さんが対談。その内容を一部抜粋して紹介します。
猪瀬祐輔さん
東洋大学駅伝部出身のランニングコーチ。吉本興業所属のお笑い芸人「がんばれゆうすけ」としても活動中。フルマラソンの自己ベストは2時間24分54秒。連載「100日間でサブフォー達成」担当。
岩本能史さん
club MY☆STARランニングチーム主宰。24時間走世界選手権日本代表に3回選出され、スパルタスロンを7回完走するなど数々の実績を持つ。現在は「ランナーズ+inチーム サブフォーの会(第7期)」のコーチも務めている。
********
――お二人はレース後半にペースを上げるネガティブスプリットがサブフォー達成の理想のペース戦略と主張されていますが、編集部が分析した19年の板橋Cityマラソンの完走者データにおいて、サブフォー(3時間50分〜3時間59分59秒)を達成したランナー1,233人のうち、約90%は前半型のペース配分でした。
猪瀬 私としてはこの完走者データをみて、もったいないなと思いました。前半抑えていれば、もっとタイムが出せたランナーがいたと思います。データをみても、前半型のポジティブスプリットのランナーは25km以降に失速しており、最後の5kmは最初の5kmよりキロ1分ほど遅くなっています。
岩本 私も同感です。特に最初の5kmを速く走ってしまうと後半に失速するリスクが高まります。失速後は次々とランナーに抜かれてしまい、気持ちも沈んでします。一方、ネガティブスプリットで走ると、レースの後半に次々と人を抜いていき、ランナーズハイのような高揚感を味わえます。私はこれを「抜きっぱなし天国」と呼んでいます。ランナーを抜くのが楽しくなって、気持ちよくゴールまで走ることができます。
――編集部が取材したランナーも、「いつもより気持ちよくフィニッシュできた」と語っていました。
岩本 マラソンは最初の5kmで8割が決まると思っています。序盤から飛ばすと身体の準備ができていないので疲労がたまりやすく、筋ダメージも大きくなります。一方、後半型の戦略をとると前半はペースを抑えている分、多くのランナーに抜かれると思います。ただ、25km以降は抜かれることなく、自分が次々と抜いていく展開に変わります。普通はきつくなる30km以降でも、むしろ楽しくて仕方なくなります。
猪瀬 その通りですね。レース後半の「天国」をぜひ味わってほしい。それから、フィニッシュ後も、前半に無理をしていないぶん疲労感が少なく、体調面にも余裕が生まれます。結果として、次のレースの計画も立てやすくなります。
********
ランナーズ10月号では、ネガティブスプリットでサブフォーを達成したランナーのデータや、抜きっぱなし天国を味わったランナーの体験談も掲載。連載中の「100日間でサブフォー達成!」ではサブフォー達成に向けた詳細なトレーニングプログラムも合わせてぜひご覧ください。
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ5月号 3月19日発売!
世界のサブスリー・サブフォー達成法
2月22日の大阪マラソン、3月1日の東京マラソンのゴール地点で、サブスリーとサブフォーを達成した海外ランナー計49人にインタビューし、それぞれの秘訣や重視するトレーニングを聞きました。取材結果から見えた日本の達成者との違いを紹介します。
一流ビジネスパーソンはなぜ 朝走るのか?
一流ビジネスパーソンに「朝ラン」を習慣とする人は多く、本誌連載「トップランナーのビジネス×ランニング」に過去登場した32人のうち19人が「朝走っている」と語っています。
朝ランが仕事にもたらす好影響や習慣化のコツを、セルソース株式会社をともに創業した山川雅之さんと裙本理人さんらに聞きました。朝ランに挑戦してみたい人はもちろん、現在朝ランをしている人も「共感!」の内容です。
ジャパンプレミアハーフシリーズ 申込7000人突破!
『孤独のラン』~名古屋シティマラソン編~
国内の主要ハーフマラソン6大会が連携したジャパンプレミアハーフシリーズ(JPHS)は3月8日に第2戦となる名古屋シティマラソンが開催されました。9日時点でシリーズエントリーは7475人と7000人を突破。大好評の当社58歳男性社員によるJPHSひとり転戦記『孤独のラン』をはじめ、3つの企画をお届けします。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



