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富山マラソン優勝者は月間600km走る中学校教師 好走の要因は「レースペースでの16km走を継続できたこと」
優勝のゴールテープを切る佐藤直也選手 |
11月3日(日)に富山マラソンが開催されました。前日の雨天から一転して晴天に恵まれ、フルマラソンは午前9時に高岡市役所前をスタート。高岡大仏や射水市の新湊大橋などを通り、富山市の富岩運河環水公園でゴールするコースに1万3581人が出走し、1万2963人が完走しました(いずれも速報値)。
優勝は地元富山の入善中学校で教師をしている佐藤直也さん(26歳)。20km付近で実業団選手を突き放し2時間19分20秒の自己ベストをマークしました。
「いつも中盤でペースが落ちてしまいますが、今日は調子が良く、単独走になってもペースを落とさずにいくことができました」
理科の教師で3年生の担任を持ち、陸上部の顧問も務めながら、月間600kmを走ってきたと言います。
「職場の配慮もあって練習できています。普段は仕事が終わった後、夜に走り、土日は部活の引率の前か後に走ります。たまに部活で生徒と一緒に走ることも。今日は生徒はボランティアをやっています」
マラソンのために重視しているトレーニングを聞くと、
「レースペースでの16kmペース走です。それを継続して行えたことが、今日の走りにつながったと思います」と語ってくれました。
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高岡大仏前の沿道には多くの応援者の姿が見られた |
富山マラソン2024 大会結果
フルマラソン出走数:1万3581人
フルマラソン完走数:1万2963人
完走率:95.4%
男子優勝:佐藤直也(ミライユウ)2時間19分20秒
女子優勝:清田真央(スズキ)2時間45分9秒
※数字は速報値
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