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他競技の五輪メダリストが1kmを走ったら? 都内の駅伝にゲスト参戦
チームを組んで1人1kmの駅伝にゲスト参戦した松山恭助選手、髙木菜那さん、井上咲楽さん、神野大地選手、和田毅さん(左から) |
明治神宮外苑を舞台にしたロードレース「ADIDAS TOKYO CITY RUN 2025」が4月13日、東京都新宿区の特設コースで開催され、アディダスがサポートしているアスリートたちが1km×5区間の駅伝に「Team adidas Ambassadors」としてゲスト参加しました。
オーダーは以下の通りです。
1区 松山恭助選手(28歳、2024年パリ五輪フェンシング男子フルーレ団体金メダル)
2区 髙木菜那さん(32歳、2018年平昌五輪スピードスケートマススタート金メダル)
3区 和田 毅さん(44歳、元プロ野球投手/日米通算165勝、2004年アテネ五輪銅メダル)
4区 井上咲楽さん(25歳、タレント/フルマラソン3時間24分23秒)
5区 神野大地選手(31歳、マラソンランナー/自己ベスト2時間9分34秒)
1区の松山選手は「自分ができる最大限を出して」3分36秒で37位中継。2区の髙木さんは4分15秒、3区の和田さんは「全力ではなかった」中でも4分03秒でつなぎ、フルマラソンで3時間24分23秒の自己ベストを持つ井上さんは3分44秒でした。「中学時代は800mや1500mをちょっとやっていて、それを思い出しました」(井上さん)。アンカーの神野選手は2分49秒で3つ順位を上げ、46チーム中33位の18分27秒でフィニッシュしました。
松山選手、髙木さん、和田さんの3人はマラソン大会へのゲスト参加は初めてだったとのこと。髙木さんは小学生の時に800mを走ったことはあるそうですが、妹の美帆さん(2022年北京五輪スピードスケート1000m金メダル)が小学6年生の時に十勝地区小学生記録を樹立しているのに対し、菜那さんは「私はすごく足が遅くて、現役時代も走るより自転車のトレーニングばかりでした」と明かします。この日は初めて厚底レーシングシューズをはいて出走し、「身体がすごく前に運ばれる感覚で驚きました。昔を思い出しながら、楽しく走れました」と話していました。
優勝したのは5人全員が2分40秒以内で走り切った「ランはアディダス、ランチはアジ出す」で、タイムはトラック5000mの日本記録(13分8秒40=大迫傑、2015年)を上回る13分2秒でした。
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