本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

【深掘り!全日本マラソンランキング 07】本当に記録の出やすい大会はどこ? 完走者の平均タイムTOP3を出してみた

2024年3月15日

制限時間7時間の中では2番目に平均タイムが速かったみえ松阪マラソン

制限時間7時間の中では2番目に平均タイムが速かったみえ松阪マラソン


「全日本マラソンランキング」に関する様々なデータを取り上げるこの企画。今回紹介するデータは、大会ごとの完走者の平均タイムです。

「記録の出やすさ」は、大会選びのポイントのひとつ。HPなどで「フラットで記録の出やすいコース」とうたっている大会は数多くあります。では、本当に記録の出やすい大会はどこなのか。そこで2022年度(2022年4月~2023年3月)の「全日本マラソンランキング」のデータから、各大会の完走者の平均タイムを算出し、それを比較してみました。ただし、平均タイムは制限時間に大きく影響されます。そのため今回は、制限時間をそろえた上での比較としました。特に数の多い、制限時間6時間、7時間の大会の平均タイムTOP3を紹介します。


■6時間(28大会)

1位加古川マラソン(12月・兵庫)3時間56分10秒
2位札幌・モエレ沼 Trial Marathon(5月・北海道)3時間59分26秒
3位勝田全国マラソン(1月・茨城)4時間2分9秒

■7時間(16大会)

1位板橋Cityマラソン(3月・東京)4時間16分18秒
2位みえ松阪マラソン(12月・三重)4時間26分33秒
3位東京マラソン(3月・東京)4時間30分6秒


7時間2位のみえ松阪マラソンを除く5大会に共通するのは、コースがフラットであること。高低差にするとどれも40m以下です。一方、みえ松阪マラソンの高低差は80m近くあり、フラットなコースとはいえませんが、大会レポには応援や給食の充実を讃えるコメントが多数。なかには「30km過ぎの長いトンネルはクリスマスイルミネーションで飾られていて、いつもなら力尽きる魔の30kmが楽しい気分に」というものもあり、こうした大会のホスピタリティがランナーの好記録を後押ししたとも考えられます。また、7時間3位の東京マラソンは、平坦なコースはもちろん、多数参加しているエリートランナー、準エリートランナーたちの記録が平均タイムを押し上げた可能性が高いといえるでしょう。

このランキングは、あくまでも2022年度大会の結果を元にしています。年によって風や気温などの気象条件が異なるため、今回紹介した大会が毎年「記録の出やすい大会」であるとは限りません。実際、1位の加古川マラソンや板橋Cityマラソンも年によっては「風や寒さがきつい」「暑かった」などのコメントが大会レポに寄せられており、今回の1位も偶然の要素があるかもしれません。しかし、これらの大会がフラットなコースや気象条件だけに頼るのではなく、ランナーの記録達成をサポートする運営を長年行ってきたのも事実です。例えば、エイドステーションの数。加古川マラソンでは約2.5kmごと、板橋Cityマラソンでは約1.5~3.5kmごとと多数の給水・給食を提供。さらにペースランナーも毎年設置しています。このような実績が記録を狙うランナーたちを大会に呼び寄せ、その結果、完走者の平均タイムが高くなったという側面も否定できないでしょう。言い換えれば平均タイムの高さは、「この大会は本気で記録達成をサポートしてくれる」というランナーからの信頼の厚さも多分に関係している、といえるのではないでしょうか。




※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ3月号 発売中!


フルマラソン1カ月前からでも速くなれるトレーニング×21

本誌過去50年の歩みを様々な切り口から振り返る連載。今月号は「レース1カ月前から速くなれるトレーニング」です。
「疲労抜き」から本番直前でも効果のある「走力強化トレーニング」まで、過去50年間のノウハウを厳選して掲載ご紹介します。
今シーズンのフルマラソンに向けて、今から取り入れても十分効果が期待できますよ!

67歳で3年8カ月ぶりのサブスリー
弓削田眞理子の “疲れ” が抜けた!

58歳で初サブスリーで注目されてきた弓削田眞理子さんが、昨年11月16日の神戸マラソンで3年8カ月ぶりとなるサブスリーを達成(2時間58分59秒)しました。67歳でマークしたこの記録は「世界初の65歳以上女性サブスリー」。
本誌では、初サブスリー時から幾度も弓削田さんに取材を行ってきました。その過程で見えた、3年8カ月ぶりサブスリーの要因は、蓄積された “疲労” が抜けたことにありました。

【特別企画】ランナー勝負メシの新定番
鰻を食べて、記録うなぎ上り!

編集部が実施した「勝負メシ」アンケートで、レース前にうなぎを食べるランナーは21.1%(第3位)。1位のご飯、2位のうどんは炭水化物をとるカーボローディングで一般的。なぜうなぎが支持されているのか。妻の優花さんとともに好んで食べるというパリ五輪6位入賞の赤﨑暁選手をはじめ、専門家やランナーの声をお届けします。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ