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【2021フルマラソン1歳刻みランキング発表中】伊のランニング雑誌も年代別ランキングを発表していた!
左:イタリアの月刊誌「correre(コッレレ)」は、〝イタリア版ランナーズ〟とも言える(?)ランニング専門誌 |
現在発売中のランナーズ7月号では「2021フルマラソン1歳刻みランキング」を発表しています。
昨年度フルマラソンを走った方はご自身のランキングをぜひチェックしてみてください。
イタリアにも同様のマラソンランキングがあることを教えてくれたのは、昨年まで本誌に「イタリアからの熱血ランニング便り」を執筆していたジャンルーカ・ディ・メオさん(47歳)でした。
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日本の皆さん、チャオ! 日本では「ランナーズ」がマラソンの1歳刻みランキングを発表していると聞いた。今回は、イタリアにも同様のランキングがあることを紹介しようと思う。
2004年2月のある寒い朝、僕は日課のジョギングをするため公園に向かっていた。学生時代に長距離走をやっていたが、その後自転車競技に転向、プロを目指すも叶わず数年が経ち、30歳の僕は、体型を維持するためジョギングだけは続けていた。
公園へ向かう途中にある書店の店先で、ふと「correre(コッレレ)」(イタリア語で「走る」の意)という雑誌が目に入った。1981年創刊の月刊ランニング専門誌で、僕はその日初めてそれを買った。ページをめくると、開催まで2カ月を切ったローママラソンの広告があった。
雑誌には、「MAXIMARATONA」という付録がついていた。毎年1回つくフルマラソンの記録集で、前年にマラソンを走ったイタリアの全ランナーの名前とタイムが掲載されていた。見た瞬間、「これに載りたい」と思い、ローママラソンに挑戦することを決めた。そして3月、初マラソンのローマを完走し、翌年の「MAXIMARATONA」に僕の名前が載った。冊子には、前年に自分が完走した大会とタイムが全て掲載され、加えて、5歳刻みの年代別ランキングも発表されている。それはイタリアの全市民ランナーにとって大きなモチベーションになっていると言って間違いない。楽しく走り続けることも良いけれど、何歳になっても記録にこだわり、情熱を持って走り続けていくランナーは、最高にカッコいい!
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- ジャンルーカ・ディ・メオ
イタリアを中心にヨーロッパ各地のウルトラトレイルを走るランナー。
2020年3月、新型コロナによるロックダウン中に自宅バルコニーで102kmを走ったことをキッカケに本誌に登場した。
発売中のランナーズ7月号の誌面では各年齢1位から100位までのランキングを掲載。
またRUNNETでも順位を確認できます。
101位以降の方もRUNNETの「2021フルマラソン1歳刻みランキング」のページにてご自身のお名前、ベストタイムを出した年齢、性別を入力し検索すると、順位を確認することができます。
※こちらから記事検索ができます。

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