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【ランニングは最高のアンチエイジング 23】うつ予防にも効果あり! 承認欲求が満たされ、心が健康に
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ランニングは脳や心によい影響を及ぼします。
精神科医の中には、走ることで、精神的にも肉体的にも疲労の多い仕事を乗り越えるという方もいます。
専門分野の本の執筆で「アイデアに煮詰まったとき、走っていると重要なキーワードが浮かんできます」という人も。
ランニングは中高年以降でも達成感を感じることができる数少ないスポーツといいます。
球技のように技術レベルを問われない点、そしてランナー同士で、互いに「今月は〇km走った」「先週大会に参加した」といった話ができ、こうした会話の中で、他者から承認されたい、評価されたいという根源的な欲求が自然に満たされることになります。
心の健康のためには、この「承認欲求」が満たされることが非常に重要といわれています。
ストレスやうつ病の多くは、他者と自分とを比較することで発生します。
これに対して、多くのランナーは他人との比較ではなく、過去の自分を超えようとして走っています。
ランニングはこうした「望ましい比較作法」を身に付けるという効果もあるといいます。
実際、ランニングを活用して、引きこもりやうつからの回復をサポートし、効果を上げているプロジェクトもあるそう。
一緒に走り、笑い、コミュニケーションをとり、互いを認め合うことで豊かな精神性を取り戻そうというもの。
ランニングは、こういった臨床現場での可能性にもますます注目されそうです。
※月刊ランナーズより抜粋
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