本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

トピックス

ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【ランニングは最高のアンチエイジング 22】ランニングはマインドフルネスを生む!

2022年6月10日


脳の前頭葉は、狩猟時代に眼前から姿を消してしまう脚の速い獲物がどこに逃げるかを予測しながら追跡することで発達したという説があります。
これに対して現在の生活では情報が溢れ判断する状況が多すぎて、まだ起こっていない現実に対する過剰な予測を立ててしまうことが、過度の不安や期待といった感情を生じさせています。
この「目の前のことに集中しにくい」状況が脳を疲れさせ、うつなどを生じる背景にすらなっていると指摘する専門家もいます。

この状況を打破するために、最近では「マインドフルネス」という脳のエクササイズが話題になっています。
マインドフルネスとは、過去の悔恨や将来への不安に心をとらわれず、「いまその瞬間に集中」することで、思い込みから解放され、「新しい変化に常に着目できる」脳機能の活性化につながるというもの。
ビジネスでのスピードやマネジメント力、クリエイティブな発想力などが向上することが指摘されていて、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、松下幸之助、稲盛和夫…など、多くの企業家が取り入れていたことでも有名です。
マインドフルネスは練習により強化でき、通常は「瞑想」などの方法が用いられています。

ところが「走っているときこそ、マインドフルネスへの最大の近道」という専門家もいます。
「次の一歩、また次の一歩のことだけを意識し、明確に知覚すること」は、脳力を最大限に発揮させる「狩り」のときの精神状態であるとも言えます。

脳の疲労が減り、集中力や想像力、幸福感などが高まる「マインドフルネス」。
ランナーは知らず知らずに、走ることで脳の力を最大限に引きだすという恩恵を被っているのかもしれません。


※月刊ランナーズより抜粋




ランナーズ6月号 4月22日発売!


ジョギング中に1kmだけスピードアップ
「毎週1秒」速くなって、秋冬マラソンで快走しよう

「スピード走が重要なのは分かっているけれど、継続できない……」。
こういったランナーに向けて、ランナーズ6月号では「普段のジョギングより1kmだけわずかにスピードアップし、毎週1秒速くなることを目指す」を提案しています。
このトレーニングを続けることがなぜ秋冬マラソンでの目標達成につながるのか、詳しい理論やアレンジ法をご紹介します。

ランニング界を支える
大会"ペースメーカー"に注目

3月17日に開催されたイタリアのローママラソンは主催者曰く「世界一多いペースメーカー」を配置しているのが特徴でした。ペースメーカーはどんな人たちが行っているのか、またペースメーカーが率いる集団で走る際にタイム短縮につながるテクニックなど、様々な角度から考察しました。

4年ぶりに発表!
「全国ランニング大会100撰」(2023年1~12月)

RUNNETの大会評価サイト「大会レポ」への投稿などを基に、日本で開催されている大会の中から100大会を選出する大会100撰を、4年ぶりに実施しました。初選出となったのは14大会。あなたの出場したレースも入っていますか?



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ