ニュース・記事
ランナーズonline
RUNNERS ONLINEオランダの71歳がロッテルダムマラソンで2時間55分20秒!!
|
ランナーズ3月号では4名の「世界のすごいランナー」が登場しています。そのうちのひとり、オランダの71歳のヨー・シューンブローツさんは昨年10月24日(日)に開催されたロッテルダムマラソン(オランダ)で2時間55分20秒をマークしました。メールインタビューの内容を掲載します。
実はロッテルダムの4週間前にマースマラソン(9月19日・ベルギー)を走り、2時間56分36秒を出していました。これが70代になってから初めてのフルマラソンでした。結果的にこのレースが良いロングランとなり、(ロッテルダムで)2時間55分20秒を出すことができました。
私は36歳で走り始め、43歳の時に初めてサブスリーをしました。自己ベストは54歳の時に出した2時間41分1秒です。サブスリーはこれまでに73回しています。
この2年間はあらゆるレースが中止になったので、「70歳を過ぎてどれだけの距離を走れるか?」のチャレンジを行ってきました。1月は724km、2月は699km、3月は800km走りました。その後の月間走行距離も500~600kmです。この走り込みが、サブスリーにつながったと自負しています。
私はシステムエンジニアとして48年勤めた後に退職し、今はオランダのマーストリヒトという町に住んでいます。普段は地元の丘を走ることが多いです。練習メニューやスケジュールは特に決めません。その日の感覚で走ります。スピード養成のためにファルトレク(※)トレーニングをよく取り入れています。日頃から若いランナーと一緒に走っていることが、走力を保つ秘訣でしょうか。自分の経験を若いランナーたちに還元することで私自身が若くいられるとも思っています。
サブスリーは多くのランナーにとって究極のチャレンジだと思います。達成するためには多くの我慢とトレーニングが求められます。自分の身体と向き合い、忍耐強く、自分自身を信じることが大切です。走るのに年齢は関係ありません。日本のランナーの皆さん、自分のランニングを楽しみましょう!
※速いペースとゆっくりのペースを繰り返しながら不整地や丘陵、アップダウンのあるコースを走るトレーニング
ランナーズ1月号 11月22日発売!
新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?
フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。
「マラソン大会の応援」は人を元気にする!
ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。
フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!
どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!
本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。