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65歳で2時間53分、最年長サブスリーランナー手記「ランナーズを読んで坂しか走らなくなりました」

2021年5月31日

昨年の防府マラソンでラストスパートする武末さん(ナンバー171)

昨年の防府マラソンでラストスパートする武末さん(ナンバー171)


5月21日に発表した2020年フルマラソン1歳刻みランキングで、最年長サブスリーランナーだったのが、12月の防府マラソンで2時間53分25秒を出した65歳の武末博明さん。この結果に対して手記を寄せていただきました。

昨年の第51回大会は令和2年度に出走できた唯一のレースでした。コロナウイルスで大変な時期に開催していただいたことに感謝するとともに、その大会で2時間53分25秒が出せたことをうれしく思いました。6年前に60歳でサラリーマン生活を終えた後、この大会に出始め、63歳時に初めてのサブスリー(2時間58分)を達成。翌年は54分台と大幅更新、更に今回も自己ベストと年齢を重ねるごとに記録が伸び、正直不思議な気持ちです。
私は51歳で初マラソンに出走し3時間39分でゴール。50代の頃は十分な練習もしていなかったからか、3時間10分~15分前後で伸びなやんでいました。しかし、定年退職後に時間的にゆとりができ、月間平均300km以上走るようになると記録が伸びてきました。


春夏秋冬、ひたすら坂道で鍛える

練習内容は、自分の好きな時間に10~15kmジョギングすることが中心です。コースは自宅と周南緑地運動公園(山口県周南市)の往復。600m続く上り坂など途中でゆるやかなアップダウンが連続し、平坦な部分は少ししかありません。この「坂道ラン」を始めたのは数年前にランナーズで「坂ラン特集」を読んでからです。それ以降は暑い時も寒い時もシーズンを通して、坂があるコースを走っています。上りでは脚筋肉強化、下りではスピード強化と、自然と負荷をかけたいい練習ができ、大きな怪我や故障もなくランニングを続ける事ができています。週末には周南緑地運動公園での練習会に参加し、レース前は30km走やスピード練習等を行います。
ただ、65歳になった昨年は血液検査で肝臓の数値が高くなりました。コロナウイルスによってほぼ全てのレースが中止となったので、これは身体を整える機会と気持ちを切り替え、メンテナンスとランニングとのバランスを取りながら、防府マラソン一本に照準を合わせました。
その間はバランスボールを使ってのストレッチを毎日30分続け、食事面では栄養バランス(肉、魚、野菜)を意識し、身体のサビを引き起こす活性酸素を取り除くために、抗酸化作用のあるパプリカやニンジンなど色の濃い野菜を積極的に食べました。
これらの効果か、徐々に数値が改善され、その結果が防府読売マラソンの記録に結びついたと思います。マラソンは私にとって生活の一部。どこまでサブスリーを維持できるか分かりませんが、無理をせずに続けていきます。


ホームグラウンドである周南市陸上競技場前で

ホームグラウンドである周南市陸上競技場前で





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