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【週刊ランナーズ】2020年ランナーズ誌話題の人「バルコニーで102km走破のイタリア人」
新型コロナウイルスのパンデミック発生当初、世界で最も打撃を受けていたイタリア。3月10日から開始された全土封鎖措置では、居住地域内での通院や仕事、生活必需品の買い物以外は外出禁止に。
イタリア北部に住むジャンルーカ・ディ・メオさん（45歳）は、雪上を150km走るロヴァニエミ150km（フィンランド）で優勝経験もあるトレイルランナー。
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| （写真は2017年ロヴァニエミ150km） |
「どんな時も一年中走ってきた僕にとって自宅軟禁は耐えがたかった」と当時を振り返ります。そんな中、あるフランス人男性が自宅テラスでハーフマラソンを走ったことを知り、「それなら自分は自宅のバルコニーでフルマラソンを走ろうと決意した」といいます。
3月28日、早朝4時半すぎに1往復8.8mのバルコニーを走り始めたジャンルーカさん。
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「時間はすごく早く過ぎて行き、お昼前に42kmに到達した。幸せで、疲れはなかった。調子が良く楽しかったので、100kmまで走ろうと決めた」
そして夜11時、スタートから18時間20分で102kmに到達しました。
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「なんていう達成感!! やっぱり、誰にもランナーのやる気を止められないというのは本当なんだ！」（疲れてないよ、目が回ったけど、と書いてあります）
100kmでゴールのつもりが、100km手前でGPSの調子が悪くなり102kmになったとか。総往復数は1万1370回を数えたそうです。
（写真は全て本人提供）
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