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【この緊急事態どう走る?】自宅バルコニーで、ひとり100km走を敢行!イタリアの44歳男性ランナー
自宅のベランダで走るジャンルーカさん |
新型コロナウイルス感染拡大を受けて、首都圏や福岡、愛知などで緊急事態宣言が発令されました。この状況下でどう走るべきか?
同じような状況の、海外のランナーのランニング事情をご紹介します。
第2弾は、感染爆発でおそらく世界一厳しい行動制限が敷かれたイタリアから。なんと、自宅のバルコニーで100kmを完走した男性が登場。日本のランナーにエールを贈ってくれました。
「こんにちは。私の名前はジャンルーカ・ディ・メオ。ここはイタリア・パドヴァにある自宅のバルコニーです。先週の土曜日、このバルコニーを11,370往復、100km走りました!
イタリアは今、必要な仕事や通院、買い物以外は外出ができません。他にどうやってトレーニングしているかというと、家の中でエアロビクスやサーキットトレーニング、段差昇降、自転車漕ぎなど。今できることはこれくらいです。
今はこの緊急事態が一刻も早く収まるように家にいなければいけません。
日本のランナーのみなさん、お元気で! チャオ!」
詳しくは月刊ランナーズ6月号(2020年4月22日発売)でもご紹介しております
ジャンルーカ・ディ・メオさん(44歳)
・フルの自己ベスト2時間53分
・100kmの自己ベスト8時間22分
・UTMB3回出場
・2017年のロヴァニエミ150km(フィンランド)で優勝(雪の中を17kgの荷物を背負って24時間2分)
3月28日に、自宅の往復8.8mのバルコニーで100km走破。トータル11,370往復を、18時間20分(朝4時38分~夜10時57分)で走った。当初は42kmのつもりだったというが、いけそうだったので100kmまでいったとのこと。富士登山競走に興味があり、来年日本行きを考えているという。
11,370往復! 走り疲れというより、折り返しの多さに目が回ってしまった |
無事、100km達成!ご満悦のジャンルーカさん |
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ランナーズ6月号 4月22日発売!
練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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