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【週刊ランナーズ】2年ぶり開催の横浜マラソン 優勝したイクメンランナーの朝は超多忙

2018年10月30日

10月28日(日)に横浜マラソン(神奈川県)が開催されました。昨年は台風で中止となった同大会ですが、今年は快晴の下、26,778人のランナー(フルマラソン)が、赤レンガ倉庫や横浜スタジアムなど、横浜の名所や観光地を巡る42.195kmのコースを2年ぶりに駆け抜けました。
優勝したのは、東京都の石油関連会社に勤務する坂口享さん(35歳)。40km過ぎにラストスパートをかけて、2位のランナーを突き放し、2時間27分31秒でゴールに飛び込んできました。
「トレーニングは専ら朝。週に3~4回は朝5時に起きて、約20kmを3分40秒~3分15秒ペースで走っています。6時30分過ぎに走り終わると、急いでシャワーを浴びて、朝食をすませてから、今度は腹筋200回、背筋50回、腕立て伏せ30回。その後、5歳の長男の手をひいて、近所の幼稚園に送り届けると、そこから会社まで5~6kmを通勤ラン。10時までに出社します」
月間走行距離は600km。目標は2時間20分切り(現在の自己ベストは2時間25分20秒)、と話してくれました。

6km過ぎ、山下公園前を走る参加者たち。左にそびえるのは横浜マリンタワー。フルマラソンの完走者数は24,650人(完走率92.0%)だった

6km過ぎ、山下公園前を走る参加者たち。
左にそびえるのは横浜マリンタワー。
フルマラソンの完走者数は24,650人(完走率92.0%)だった

世界最大の時計型観覧車「コスモロック21」を通り過ぎると、ゴールまであと少し

世界最大の時計型観覧車「コスモロック21」を通り過ぎると、ゴールまであと少し

優勝した坂口 享さん

優勝した坂口 享さん

ゴールはパシフィコ横浜。奥に見える橋はベイブリッジ

ゴールはパシフィコ横浜。奥に見える橋はベイブリッジ

昨年大会も申し込んでいた完走者には、2017年のもの(右)と併せて2つの完走メダルが贈られた

昨年大会も申し込んでいた完走者には、2017年のもの(右)と併せて2つの完走メダルが贈られた


ランナーズ12月号 10月22日発売!


6,000人のデータで判明!
30km走の実践効果とお勧めの方法は?

今やフルマラソンの定番練習となっている30km走について、アシックススポーツ工学研究所が約6,000人(ランナーズ30Kシリーズ参加者)のデータを分析。その結果「30km走のペース推移はハーフマラソンよりもフルマラソンに近い傾向がある」などが明らかになっています。
30km走がフルマラソンのトレーニングとしてどんな効果があるのか、また効果的な実践方法について考察しました。

人気YouTuberが勧める
ランナーセルフケア"4種の神器"

「ケガせず走り続けるために “4種の神器” で毎日セルフケアしています」と語るのはマラソンYouTuberのこわだ君(27歳)。昨冬、3週連続でフルマラソンに出走し、9月のパリパラリンピックでは和田伸也選手の伴走を務めました。本格的に始まるマラソンシーズンに向けて、こわだ君お勧めの “4種の神器” を紹介します。

「健康の大切さを訴え続けることが東京マラソンの使命」
東京マラソン新レースディレクターインタビュー

今年4月、長年東京マラソンのレースディレクターを務めてきた早野忠昭理事長から引き継いだのが大嶋康弘さんです。棒高跳びが専門だった選手時代や市民ランナーとしての経験も活かし、今後どのような大会を目指すのかをインタビューしました。



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