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【週刊ランナーズ】ランナーズで活躍するカメラマンの「工夫」とは?

2018年2月08日

1976年2月創刊の月刊誌「ランナーズ」はこの3月で43年目を迎えます。
今回は、雑誌作りをするスタッフの中で、カメラマンの仕事の一部を紹介したいと思います。


「ランナーズ」のスタッフは編集者、ライター、デザイナー、カメラマンも他に漏れず走っているのですが、表紙撮影を担当しているカメラマンの小野口健太氏もその一人です。小野口氏にランナーだからこそ撮れる写真の「工夫」を3つ教えていただきました。

(1)重たい時は10kgにも及ぶカメラ機材を背負いながら移動するので、体力は基本。帰宅後に走りながら、ランナーを撮る時のアングルやイメージを考える。
(2)ランナーの走っている姿を一緒に走りながら撮影して、「動き」のある写真に仕上げる。
(3)フルマラソンのレースでは、自転車で先回りして撮影する。山や海、湖を背景にしたり、歩道橋など高い位置から俯瞰で撮影したりバリエーションを考える。これだけ動くのにも体力が必要。

サブスリーランナーを激坂で撮影。撮影前にはカメラマンも激坂を走って勾配とアングルを確認する
サブスリーランナーを激坂で撮影。撮影前にはカメラマンも
激坂を走って勾配とアングルを確認する



「ランナーズ3月号」では表紙、高校陸上部を紹介する「希望の星」、全国のランニングスポットを紹介する「日本を走ろう」、スポーツイヤホン(JVCケンウッド)の広告ページなどの写真を担当しています。是非ご覧ください。

ランナーズ編集部 市村まや

あと一歩でサブスリーというランナー2人を撮影。『雨の中での過酷な練習でも粘り強く走るランナー』を表現。状況が悪くなっても、カメラマンにとっては「ピンチはチャンス!」
あと一歩でサブスリーというランナー2人を撮影。
『雨の中での過酷な練習でも粘り強く走るランナー』を
表現。状況が悪くなっても、カメラマンにとっては
「ピンチはチャンス!」


平塚潤さんを湘南の海岸で撮影。撮影場所を決めるために、江ノ電の各駅で下車しながら景色を確認するのもカメラマンの仕事

平塚潤さんを湘南の海岸で撮影。撮影場所を決めるために、江ノ電の各駅で下車しながら景色を確認するのもカメラマンの仕事


ランナーズ12月号 10月22日発売!


6,000人のデータで判明!
30km走の実践効果とお勧めの方法は?

今やフルマラソンの定番練習となっている30km走について、アシックススポーツ工学研究所が約6,000人(ランナーズ30Kシリーズ参加者)のデータを分析。その結果「30km走のペース推移はハーフマラソンよりもフルマラソンに近い傾向がある」などが明らかになっています。
30km走がフルマラソンのトレーニングとしてどんな効果があるのか、また効果的な実践方法について考察しました。

人気YouTuberが勧める
ランナーセルフケア"4種の神器"

「ケガせず走り続けるために “4種の神器” で毎日セルフケアしています」と語るのはマラソンYouTuberのこわだ君(27歳)。昨冬、3週連続でフルマラソンに出走し、9月のパリパラリンピックでは和田伸也選手の伴走を務めました。本格的に始まるマラソンシーズンに向けて、こわだ君お勧めの “4種の神器” を紹介します。

「健康の大切さを訴え続けることが東京マラソンの使命」
東京マラソン新レースディレクターインタビュー

今年4月、長年東京マラソンのレースディレクターを務めてきた早野忠昭理事長から引き継いだのが大嶋康弘さんです。棒高跳びが専門だった選手時代や市民ランナーとしての経験も活かし、今後どのような大会を目指すのかをインタビューしました。



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