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【週刊ランナーズ】フルマラソン2時間35分で走るシューフィッターが行う「レースシューズ」テストペース走

2018年1月23日

「2月4日(日)の別大を目指していますが、今日(1月18日)はレースペース(キロ3分40秒)で5000m×2本を行いました。1本目と2本目は違うシューズをはき、別大でどちらをはくかテストしました」
と話すのは、フルマラソン2時間35分のベストタイムを持つシューフィッターの藤原岳久さん(46歳)。レース前は、いつも4000~5000mのレースペース走を2~3本行い、そこで候補となるシューズの感触を試している。

「マメや擦れなど、トラブル要素が無いかは当然チェックするとして、一番はレースペースのキロ3分40秒がほんのわずかでもラクに感じられるか。私はトラックで100mごとのラップを測りながら、細かくペース管理した上で比較しています。おろしたてのシューズをレースペースではいて問題が無ければ、2回目にはくのがレースでもかまわないと思っています」

またシューズ選びのヒントとして、30㎞以降脚にきて失速しているランナーは少し「重め」のモデルを選ぶことを挙げる。
「10gの軽さの違いを気にする人も多いのですが、軽いシューズは当然様々な機能を削っています。42.195㎞脚がもたないなら、少し重めの、脚を保護する機能がしっかりしているシューズを選ぶことも大切。私自身、お店で3時間30分向けとして売られているモデルでも、走った感触が良ければ勝負レースではくこともありますよ」

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シューズを選びも、ランニングの魅力の一つです

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3社のメーカーやショップ勤務を経て、2013年からシューズアドバイザーとして独立して活動している藤原さん。「藤原のコレを履きこなせ」など、シューズに関連したミニイベントも多数開催している。

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(ランナーズ編集部 栗原)


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