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RUNNERS ONLINE【週刊ランナーズ】レース前の風邪予防に効果的?! 61歳サブスリードクターが実践する「あいうえソング」とは
「大事なレース前は、絶対に風邪をひきたくはありません。私は『あいうえソング』という予防法を実践しています」
と話すのは、2016年度1歳刻みランキング61歳の部1位(2時間57分2秒)の小野木淳さん。千葉県市原市で「小野木医院」(外科、内科、食養内科など)を営んでいる現役のドクターです。
「『大きな古時計』や高校の校歌など、スローテンポな曲を歌いながら、時折舌をべーっと出します。これは『あいうべ体操』(大きな口を開けながら、あ、い、う、と声を出し、最後にべーッと舌を出す)という風邪予防法を、退屈しないように私がアレンジしたものです。風邪の9割はのどから来ると言われていますが、この『あいうえソング』を行うことで、鼻から入る空気が温められ、扁桃腺を痛めにくくなります」
舌をべーっと出すことで、舌の筋肉が鍛えられます。すると口腔内の舌の位置が上がって、天井にくっつくようになります。舌はとても血液が豊富な臓器なので、それが口腔の天井に張り付くと鼻腔の温度も上がるのです。
小野木さんは、40歳の頃に64日間で約4700㎞もの距離を走る「アメリカ大陸横断レース」を完走するなど、超長距離レースで活躍。55歳でフルマラソンの記録に再度挑戦し、61歳の今でもサブスリーをキープしています。
「目標は2時間48分!」と語る小野木先生。「就寝時に口に絆創膏を貼って入眠するのも、扁桃腺を守るのには有効です」 |
11月22日(水)発売の『月刊ランナーズ』1月号では、連載「寝ても覚めてもサブスリー」にて、小野木さんのトレーニングや、こだわりの食事などをご紹介しています。ぜひご一読下さい。
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