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【週刊ランナーズ】スピードを上げなくても、心肺機能に負荷がかかる 「重りラン」を実践してみた
その主なトレーニング効果には――
1.スピードを上げなくても心肺機能に負荷がかかる
2.スピードを上げないので、故障リスクが軽減する
3.(ハムストリングスなどを含む)大腿部の筋力が鍛えられる
などを挙げることができます。
もともとスピード練習に苦手意識があること、平日週2、3回通勤ラン(7km~18km)を行っていることなどを踏まえ、週末以外の平日のトレーニング効果を高めるために、以前から気になっていた重りランを先日、ついに実行してみました。
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| 写真は、総重量5kg「重りラン」の全容 |
それまでは、荷物や衣類のローテーションをやりくりし、「極力空身」がモットーでしたが、今回はパソコン、本(ハードカバー)、衣類、貴重品、朝ごはんなど、思いつくままにバックパックに詰め込んでみると、その総重量は5kgに達しました。
いざ走ってみると、当たり前ですが、重い……。さらに、バックパックの揺れに合わせて身体が左右に振られて走りにくい(体幹を使って軸をキープ)。ペースはキロ5分~5分半とゆっくりなのに、息が上がる。最短ルートの7kmでしたが、その日の午後には、身体全体に軽い疲労感を覚えました。当然のことながら、継続あっての効果ですが、週1回でも効果が得られるとのことで、12月の青島太平洋に向け、意識的に取り入れていきます。
ちなみに、同じく通勤ランを行っており、出社時間が近い同僚「MR.通勤ラン」のIさん。出社直後、大量の汗をビッショリかくもの同士、「今朝もシャワー浴びた(通勤ランで汗かいた)?」という朝の挨拶が恒例と化しています。
その他、アールビーズ社の通勤ラン事情も、8月22日発売ランナーズにて紹介予定です。
皆さんも、「重りラン」いかがですか?
市民ランナーが「重りラン」を実践する際のポイント
・重さを上げていきたい人は段階的に
・実施は週1回でもOK
・気分が乗らないときは無理をしない
※こちらから記事検索ができます。

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