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【週刊ランナーズ】第1回日光100kmの完走率は70.8% 参加者が「いろは坂よりキツイ!」と語った「鬼の階段」とは
「第1回日光100kmウルトラマラソン」(栃木県)が7月2日(日)に開催され、1639人が日光の様々な観光名所を巡るコースを駆け抜けました(100 kmの部)。
「コースは最高。これぞ旅ランという感じでした。日光江戸村で殿様(姿の人)と記念写真を撮ったのが印象深いですね」と話してくれたのは、岐阜県から参加の竹谷公宏さん(38歳/13時間4分38秒で完走)。
「ウルトラマラソン世界遺産シリーズ」の1大会。世界遺産登録されている「二社一寺(東照宮、二荒山神社、輪王寺)」をはじめ、いろは坂や中禅寺湖、日光江戸村、東武ワールドスクウェアといった人気の観光名所を走ります。
その一方で、高低差約1300mと、決してラクに走れるコースではありません。特に多くの参加者が「いろは坂よりきつかった」と話していたのが、72 km過ぎにある鬼の絵が描いてある階段。多くのランナーが手すりにしがみつきながら、100段近い階段を、疲労した脚で必死に上っていました。
100 kmの部の完走率は70.8%(完走者数1160人/制限時間14時間)でした。
※記録や出走、完走者数は速報値
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「鬼の階段」を上るランナー |
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「第一いろは坂」を下るランナー。ちなみに上りの 「第二いろは坂」については「思ったより走れる上 りだった」という声も |
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日光江戸村内を走るランナー。殿様からは「天晴 れ!」というお褒めの言葉(?)も |
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12㎞過ぎの日光二荒山神社前、日光山輪王寺前を 走るランナー |
(ランナーズ編集部 栗原)
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