【週刊ランナーズ】大田原マラソンは「強風（風速8.8ｍ）」との戦い！

去る11月23日（祝・水）、大田原マラソンを走ってきました。レース当日、大会HPにアップされたのは「やや風は強いですが、『第29回大田原マラソン大会』は予定どおり開催いたします」という主催者からのメッセージ。この時は「風」という文字を気にすることは、ほとんどなかったのですが……。
同マラソンのコースは前半「下り基調」、後半「上り基調」。
前半は追い風になる部分が多く、キロ4分程度の感覚で走っているつもりが、キロ3分40秒台までペースアップしていることもありました。
23㎞から30㎞まで続く緩やかな上り坂は終始、向かい風。いくら頑張っても、前傾姿勢をとっても、ペースは上がりません。キロ4分15～4分30秒まで落ちたにも関わらず、4人にしか抜かれなかったのは、周囲のランナーもペースダウンしているからです（この風クソーッ！　と叫びながら走っている人もいました）。
脚が重い……と感じ始めた30㎞以降はさらに失速していき、ゴールタイムは目標を約30分下回る3時間12分12秒（ハーフ通過1時間20分25秒）。見事なまでに「30㎞の壁」に屈しましたが、強烈な「向かい風」に体力を奪われたことも一因であると分析しています。1月29日（日）の勝田全国マラソンに向けて、風が強い日にこそ自宅近くの鶴見川を走ろう！　と決心しました。
なお、気象庁が発表しているこの日の大田原市の風速は10時（スタート時刻）6.3m、11時6.2ｍ、12時8.8m、13時7.4mでした。
（ランナーズ編集部・黒崎悠）


実業団選手も出場。最初に競技場を飛び出したのは コニカミノルタの小板橋海渡選手