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ランナーズonline

走り込みの秋到来!100kmでマラソン完走、200kmでサブフォー!

2026年9月28日

※本記事は『ランナーズ2026年11月号』掲載内容になります。(全5ページ/1ページ目)


初めて月間100kmに焦点を当てた1981年9月号の誌面

初めて月間100kmに焦点を当てた1981年9月号の誌面


「マラソンを完走するなら月間300km」。かつてフルマラソンにはそんな定説がありました。本誌は市民ランナーの実践例をもとに、限られた走行距離の中でトレーニング効率を高める方法を掲載してきました。そして度々提案しているのが「月間100kmでフル完走、200kmでサブフォー」。今後の走り込みのヒントとなる理論を紹介します。


月間走行距離の考え方は50年で変わった
月300kmがマラソンの常識だった


過去50年の歴史で、月間走行距離に関する特集を取り上げます。


月間走行距離は、ランナーのトレーニング量を測る身近な指標だ。今から45年前、1981年9月号を見ると、「月間走行距離300kmがフルマラソン完走の必要条件になっている」とある。そこから本誌が市民ランナーの実情に目を向ける中で、月間走行距離の考え方は少しずつ変わっていった。

その1981年9月号では「月100kmでフルマラソンを完走する法!?」という特集を掲載した。走る時間が限られる市民ランナーでも、月間100km台でフルマラソンに備えられる可能性を示したのだ。

その後も本誌は、月間100kmをフルマラソン完走の目安として提唱していく。94年10月号では初マラソンを目指すランナーに「まずは月間100kmが目標」と提案。95年1月号では、仕事や家庭と両立しながら月100kmを走るための工夫に焦点を当てた。2015年には「『月間100km』でフルマラソン歩かず完走できます」と題した連載もスタートした。

一方、それらの特集の多くは、ゆっくりのジョギングだけでなく、月間100kmの中でもトレーニングに変化をつけることを推奨している。97年9月号の「弱点強化!月間100kmで速くなる」では、月間100kmの中でスピード、持久力、筋力など、自分に不足している要素を補う考え方を提示。26年6月号でも、月100~120km程度のランナーがスピード練習やロング走を組み合わせて記録を伸ばす事例を取り上げた。

月間100kmという距離に本誌が着目した背景には市民ランナーの実態がある。過去の「ランナー世論調査」でも、全ランナーの月間走行距離で多いのは51~100kmと101~150km。実際にランナーの声を聞いても、さまざまな事情から、誰もが月間300kmを走れるわけではない。だからこそ本誌は走行距離を増やすだけではなく、限られた距離をどう走るかにも目を向けてきた。


200kmは記録を狙える距離


そこで本誌が月間100kmの次のステップとして提案したのが月間200kmだ。過去の調査でも、月間走行距離が多いランナーほどマラソンのタイムが速い傾向がある。99年11月号では、月間100km未満のランナーの平均マラソンタイムは4時間7分だったのに対し、100~199kmでは3時間49分33秒。200kmを超えるランナーはさらに速かった。06年11月号でも月間100kmと200kmで身体能力に変化が見られることを示している(下のグラフ参照)。


グラフ2006年11月号より

2006年11月号より






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