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ランナーズonline

78歳でフルマラソン3時間29分のビジネスパーソン「帰宅後のランニングで月間250km走っています」

2025年12月29日

2024年湘南国際マラソンで3時間29分41秒をマークした79歳の井上さん(写真/小野口健太)

2024年湘南国際マラソンで3時間29分41秒をマークした79歳の井上さん(写真/小野口健太)


ランナーズで連載中の、活躍するシニアランナーを紹介する「走って輝く人生100年時代」。今回は、現役の会社員として働く、2024年度全日本マラソンランキング78歳1位の井上實さん(3時間29分41秒)の記事を一部編集して紹介します。


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――現在の生活とトレーニングについて教えてください。

現在は建設事業を展開する会社で働いていて、見積もり業務を担当しています。若い頃は建設現場での監督業務を担当していました。
朝は5時に起床し、平日は7時から会社周辺の皇居を5kmほど歩くのが日課です。帰宅後の18時半からは、12km前後のジョグを行っています。月間走行距離は250km程度です。

――走り始めたキッカケを教えてください。

60歳を迎える頃に高血圧とメタボリックになり、健康診断で医師から「このままだと早死にしますよ」と言われました。それをキッカケにジムに入会し、トレッドミルでのウォーキングを始めました。
2007年に知り合いに誘われて、所沢シティマラソン(ハーフマラソン)に出場しました。記録は1時間51分34秒で、レース中に自分より年配のランナーや女性ランナーに次々と抜かれ、「こんなに多くの人が走れるのなら、自分ももっと走れる」と刺激を受けました。翌年に初マラソンでホノルルマラソンに出場しました(4時間41分0秒)。

――今年10月に100回目のフルマラソン完走をされたそうですね。

今年10月の久米島マラソンが100回目のフルマラソンで3時間54分57秒で完走しました。現在は年に10回程度フルマラソンを走っています。

――今年は初めてスパイクシューズを購入されたと聞きました。

今年9月に開催された東京世界陸上に影響されました。スパイクをはいて走る選手が格好よくて「はいたら自分も速く走れるのではないか」と思い、購入しました。
来年10月には80歳になるので、マスターズのトラック種目「M80クラス(80〜84歳)」で日本記録を狙いたいです。

――全日本マラソンランキングをモチベーションにされているそうですね。

過去に6回、1位を獲得していますが、初マラソンの62歳のときは124位でした。64歳で25位、65歳で6位となり、そのときに生涯ベストの3時間8分28秒を出しています。
走り始めた年齢が遅かった分、まだ伸びしろがあるのではないかと思って練習を積み重ねていました。60代では太刀打ちできなかったランナーにも、70代では勝てると思って走っていましたね。

――今後の目標を教えてください。

実は、今年の12月末で会社を退職する予定です。これまでは仕事の関係で長期休暇を取れず、海外レースにはほとんど参加できませんでした。いまは、マラソンの年代別世界陸上選手権にも興味があります。まだ80歳。ここからが勝負です。


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ランナーズ2月号では、井上さんの詳細なインタビューを紹介しています。ぜひご覧ください。



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