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ランナーズonline

「勝つまで諦めなければ負けない」本誌おなじみ山﨑竹丸コーチが12年ぶり2度目の高知龍馬マラソン優勝

2026年2月19日


2月15日に開催された高知龍馬マラソン2026で、月刊ランナーズにも度々登場している山﨑竹丸コーチが2時間19分12秒で優勝を果たしました。山﨑コーチは高知県で「まるランニングクラブ」を運営。龍馬マラソンは過去3年間2位、3位、2位とあと一歩の成績が続いていましたが、今年は2014年以来となる2度目の頂点に立ちました。その要因をインタビューしました。


“メンタルのブレーキを外す” 1km×2本+6kmペース走で絶好調に

Q12年振りの優勝の感想は?

「久々に優勝できて、本当に嬉しいです。フィニッシュテープを切る直前、この3年間2〜3位が続いたこと、コロナ禍で大会中止が続いたこと、2015年大会で川内優輝選手に1km地点で引き離されたことといった悔しかった記憶を思い出し、感慨深い気持ちになりました。また龍馬マラソンのコースで2時間20分を切るのも大きな目標の一つだったので、それが達成できたことも良かったです。 22km付近で1人の選手が一気にペースを上げて引き離されてしまい、かなり焦りはありましたが、最後にタフな坂もあるので諦めなければ必ずチャンスがくると思って走れました。 やはり地元で龍馬マラソンのコースの経験を積めていたのは大きかったと思いました」

Q今年度は5000mとハーフマラソンもベストを出すなど絶好調になっています。

「 昨年からトレッドミルを活用して走行距離をアップさせた事でスタミナを向上させることができました。 トレッドミルの利点は、天候に関係無く走れるだけでなく、脚に優しい、一定のリズムで走る感覚がマラソンレースに活きやすいことが挙げられます。また2023年大会で優勝した小田俊平選手から、最初に1kmを2本速く走った後、6kmペース走を行う練習を入れる事で、“メンタルのブレーキを外す” アドバイスを受けました。この練習を取り入れた後、秋に5000mの自己ベストを3年振りに更新する事ができ、マラソンペースが楽になって精神的にも自信が生まれました」

Q高知龍馬マラソンの魅力は?

「よく指導するランナーから『龍馬マラソンは前半飛ばした方が良いのか、抑えた方がいいのか』という質問を受ける事がありますが、走りやすい平坦な道から浦戸大橋の激坂と景色が目まぐるしく変わる龍馬マラソンのコースでは総合的に良い走りをしなければ攻略は難しいと改めて感じました。 しかし、だからこそうまく走れた時の達成感は格別です。 また、大きな魅力として挙げられるのが地元高知での途切れない大声援です。今年から単調と言われた花街道でのよさこい応援ゾーンもパワーアップし、終盤も大きなパワーをもらう事ができました」

Q市民ランナーのみなさんへのメッセージをお願いします。

「自分も少しづつ年齢を重ねてきましたが、衰えに目を向けるのではなく、いつも『何か足りない所、伸ばせる所があるのではないか』と考えながら練習に取り組んでいます。 また、『今年はダメだったけど、来年こそは』と勝つまで諦めなければ負けじゃないと思うようにしています(笑)。 何年も走り続けてベテランの域に入ってきたランナーの皆さんも、まだまだ一緒に進化していきましょう!」




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