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ニュース・記事

ランナーズonline

自作のランニングウェアで走る学生クラブ「ファッションからランニングとつながりたい」

2025年8月29日

夜のグループランで自作のランニングウエアを着て走るメンバー(写真/軍記ひろし)

夜のグループランで自作のランニングウエアを着て走るメンバー(写真/軍記ひろし)


ランナーズで不定期連載中の10~20代の走る若者たちを紹介する「若者だって、走る!」。今回は、ファッション専門学校・文化服装学院の学友会に所属する「BunkaRunningClub」の記事を一部編集して紹介します。
同クラブでは走るだけでなくランニングウエアも製作するのが特徴。入部3年目となる髙橋咲稀さん(21歳)に話を聞きました。


BunkaRunningClubとは?
ファッション専門学校・文化服装学院の学友会で2022年に発足。同学の卒業生には世界的デザイナーのコシノジュンコ氏らが名を連ねる。学内外を巻き込んだグループラン開催や大会への出場、自作アイテムや複数ブランドとのコラボウエアの企画・製作・販売などを展開している。30人を超えるメンバーが在籍。


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――ランニングウエアを自作していると聞きました。

「ウエアの企画から製作・販売まですべて学生で行っています。ランニングでも日常でも使えるウエアを意識していて、機能性だけでなくデザイン性にもこだわっています」

――具体的にはどんなアイテムを作っていますか?

「吸水速乾性とUVカット機能があるTシャツや、防水性のあるゴアテックス素材を使ったランバッグなどです。ランナー目線で『こんなアイテムがあったらいいな』というものを形にしています」

――外部のアパレルブランドとのコラボ企画もあると聞きました。

「ランニングウエアのブランド「TANNUKI」とのコラボ企画は3年目で、年に一度企画しています。たとえば2023年に販売したコラボウエアでは、私たちのクラブで開催しているグループランを夜に行うことが多いので、安全面を考慮してリフレクター付きのウエアを制作しました。サイドに大きなスリットを入れて、既製品にはないデザインに仕上げています」

――ランニングウエアならではの製作プロセスはありますか。

「製作に関わったメンバー自身が走行テストを行っています。3〜4時間ほど走ったり歩いたりして、シルエットや生地の伸縮性などを確認し、改良を加えていきます。実際に着て走ることで改善点が見えてくることも多いです」

――大会にも出場されていると聞きました。

「トレイルレースの青梅高水の15km部門に2年連続で出場しました。昨年は最初の坂でペースダウンして、後半は誰もいない中を走っていましたが、今年は周囲に人がいてタイムも縮めて完走できました。自分の成長を実感できましたね」

――走ることで日々の服づくりに良い影響はありますか。

「服づくりは基本的にデスクワークで、長時間作業していると気が滅入ったり、『今作っているものが本当に良いのかな』と悩むこともあります。そんな時に走ると、気分転換になって前向きな気持ちになれます」

――クラブの活動を通じて得られたものはありますか?

「学生の仲間が増えたのはもちろん、学外の社会人ランナーやプロのデザイナーと関わる機会もありました。社会人の方には人生相談に乗ってもらうこともあって、多様な価値観に触れられました。ファッションを通じて、これからもランニングと関わり続けていきたいと思います」


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ランナーズ9月号では、「BunkaRunningClub」のより詳細な活動内容を紹介しています。ぜひご覧ください。




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