ニュース・記事
ランナーズonline
シリーズ制覇で記念特典、賞金300万円も 6大会連携の「ジャパンプレミアハーフシリーズ」
|
シリーズ初戦となる香川丸亀国際ハーフマラソンのエントリーは9月16日に開始する |
国内の主要ハーフマラソン6大会で構成する「ジャパンプレミアハーフシリーズ(JPHS)」の事務局が7月25日に会見し、2026年にスタートするシリーズの概要を発表しました。同日、シリーズのエントリー受付も開始しています。
JPHSを構成するのは香川丸亀国際ハーフマラソン、名古屋シティマラソン、ぎふ清流ハーフマラソン、仙台国際ハーフマラソン、札幌マラソン、東京レガシーハーフマラソンの6大会。シリーズでは2年間で6大会の完走を目指す「コンプリート6チャレンジ」と1年間で6大会の記録ポイントによる賞金獲得を目指す「コンペティションチャレンジ」を実施します。
コンプリート6チャレンジでは達成者にフィニッシャー証明書などの特典を予定しており、友人や家族と参加するペア種目も設けられます。コンペティションチャレンジではシリーズの男女のシリーズ王者を決定するチャンピオンシップ(1位は賞金300万円)、10歳刻みで年代別王者を決めるエイジポイントグランプリ(1位は賞金10万円)が設けられます。
事務局は「コロナ禍を経てランナー数は減少傾向にあり、ランニングスポーツを取り巻く環境は大きな転換期を迎えています。欧米ではフルマラソン同様に人気を集めるハーフマラソンの可能性に日本でも着目し、『記録』だけではなく『体験』や『つながり』に価値を置くランナー層に向け、ハーフならではの魅力や特性を活かした新しい価値の創造を目指す取り組みがスタートします」としています。
会見で東京レガシーハーフマラソンの大嶋康弘レースディレクターは「これまでハーフマラソンはフルマラソンの準備で走られる方が多かったことも事実ですが、5大会の皆様と協力し合いながら、ハーフマラソンの楽しさと魅力を様々な方々に伝えられるイベントにしていきたい」と話しました。
コンプリート6チャレンジには各大会へのエントリーに加えてシリーズエントリーが必要。コンペティションチャレンジにはさらに、チャンピオンシップやエイジポイントグランプリへの事前エントリーを行う必要があります。大嶋レースディレクターは「6大会全て走った方が多くの点数を獲得しますから、トップ選手よりも、頑張っている市民ランナーの方が上位にくるとイメージしています」。
シリーズは2026年2月1日の香川丸亀国際ハーフマラソンからスタートします(エントリーは、9/16(火)より開始予定)。
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ12月号 10月22日発売!
さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法
フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!
短期連載 100日間でサブフォー達成最終回
最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
「直前まで練習を頑張りすぎる」「ドカ食いのカーボローディング」「宿泊先での長湯やサウナ」など、あてはまることはありませんか? サブフォー目標以外のランナーも参考になる内容です。
東京2025世界陸上競技選手権大会
ここが凄いぞ小林香菜選手!
東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



