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山小屋がランステに サロモンの協力で「中ノ茶屋」がアウトドア拠点へ再生
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テープカットをする富士吉田市の堀内茂市長(左から3人目)とアメアスポーツジャパンのショーン・ヒリアー代表取締役社長(その右) |
富士山吉田口登山道にある山小屋「中ノ茶屋」が、アウトドアブランド『Salomon(サロモン)』と山梨県富士吉田市とのコラボでリニューアルしました。シャワーやコインロッカーを備え、飲食だけでなくマウンテンアクティビティの拠点やランニングステーションとして利用できるようになっています。
サロモンを日本で展開しているアメアスポーツジャパンは、今年3月に富士吉田市と包括連携協定を結び、アクティビティの活性化などを通じて富士山の価値向上を図る「Mt.FUJI Re-Style Project」を推進しています。その一環として中ノ茶屋を改装し、5月16日には現地で事業発表会を行いました。
中ノ茶屋は300年以上の歴史を持ち、登山口と「馬返し」の中間地点にあります。富士登山競走や富士山クライムランのコースになっており、この日も多くのランナーが登山道を駆け抜けていきました。
改装によって訪問者がくつろげるスペースができたほか、サロモン製シューズのレンタルサービスとオリジナルグッズの販売も開始。年会費無料の「S/PLUSメンバーシッププログラム」に登録すればシャワーとシューズレンタルが無料になります。
富士吉田市の堀内茂市長は「今は(五合目まで)富士山スバルラインを使う人がほとんどですが、(麓から)富士山を歩いて登れるのはこの登山道だけです。富士山が世界遺産になった原点は山岳信仰。その文化、歴史を多くの人に味わっていただきたい」と話し、馬返し周辺の史跡を復元する考えも明かしました。
アメアスポーツジャパンのショーン・ヒリアー代表取締役社長は「プロジェクトの目的はビジネスが第一ではない。サロモンは山を楽しんでもらうブランド。多くの人が富士山を訪れ、誰もが安全に楽しめるように支援したい」と語りました。ボランティアで運営されている富士山八合目富士吉田救護所のサポートも予定しています。
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