本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

大迫傑選手が日本記録を更新したバレンシアマラソンは好記録続出コース!

2025年12月08日

写真/主催者提供

写真/主催者提供


7日(日)に開催されたスペインのバレンシアマラソンで、大迫傑選手が日本新記録となる2時間4分55秒をマークしました。鈴木健吾選手が2021年に樹立した従来の記録を1秒更新しました。



バレンシアマラソンのコースは高低差がほぼなく超フラット。「好記録が出るコース」として知られており、今回男子優勝John Korir選手の2時間2分24秒は今季世界最高まで8秒、2位Amanal Petros選手の2時間4分3秒はドイツ新記録、3位Awet Kibrab選手の2時間4分24秒はノルウェー新記録。女子優勝Joyciline Jepkosgei選手の2時間14分0秒は今季世界最高、5位Jessica Stenson選手の2時間21分24秒はオーストラリア記録と、記録ラッシュでした。

ランナーズでは2023年に同大会を現地取材。同年は完走者2万6251人のうちサブスリーが5240人で、「サブスリー率20%」。今年は完走者約3万人のうち、サブスリー(グロスタイム)は5668人でした(編集部調べ)。



ランナーズ24年3月号で特集したバレンシアマラソンの誌面から

ランナーズ24年3月号で特集したバレンシアマラソンの誌面から


大会会長でレースディレクターのパコ・ボラオさんに「なぜバレンシアはこれほど好記録がでるのか」を取材すると、次のように答えてくれました。
「コースはフラットで、年中温暖なバレンシアは12月でも寒すぎず、気候もマラソンに適しています。だから皆が自己ベストを出すためにバレンシアにやってくるんです。私たちは練習会で知らない人に会った時、名前を聞く前にまず『自己ベストは?』と聞きますよね? ランナーにとって自己ベストは “アイデンティティ” です。4時間32分の人は4時間30分切りを、3時間15分の人はサブスリーを、どんなレベルのランナーも自己ベストを更新したいと願っています。バレンシアマラソンはそんな全てのランナーにとって最高のマラソンだと自負しています」


今年は約3万人が参加した(写真は2023大会/主催者提供)

今年は約3万人が参加した(写真は2023大会/主催者提供)



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ創刊50周年記念号 11月21日発売!



1976年2月に創刊したランナーズは、おかげ様で50周年を迎えました。ランナーのみなさま、ご愛読ありがとうございます。
今号は50周年を記念し、ダブル表紙の特別版でお届けします。

当社50年の歴史から振り返る日本ランニング界、50年間の挑戦史

女性ランナーの増加から競技選手の活躍、都市型マラソンの拡大など、日本ランニング界50年の歴史を20ページにわたって掲載します。

◎日本の市民ランナーを速くした50年分のトレーニング
「ハードだけど実践してみたい」。そんな気持ちを抱いてもらえることを目指して紹介してきたトレーニングの中から、30のトレーニングを厳選しました。

◎広告から見るシューズ・グッズ50年の進化
過去50年間のランナーズに掲載された広告からグッズ進化の歴史をたどります。

◎創業者インタビュー「ランニングの世界はまさに多様性」
いかにして当社は立ち上がり、日本の市民ランニング界と歩みを共にしてきたのか? 当社創業者の橋本治朗氏に現代表取締役社長の黒崎悠がインタビューしました。

特別付録 ランナーズダイアリー2026

2026年のダイアリーは50周年特別版。50周年メモリアルコラム「忘れられないトレーニング」として、往年の名ランナーのトレーニングを掲載しています。読んで書いて、1年間日々のお供にご活用ください。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ