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ニュース・記事

ランナーズonline

65歳で初サブスリー達成 秘訣は「週3回激坂ジョギング」

2025年3月05日


現在発売中のランナーズ4月号では、過去のランナーズで持久力のピークと報じた「47歳」を超えてから初サブスリーを達成したランナー14人の「こだわりの走り込み法」と「年間走行距離」を紹介しています。
ここではその中から、14人中最高齢の65歳で初サブスリーを果たした草薙道一さんの記事を抜粋して掲載します。


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2024年12月のみえ松阪マラソンで65歳にして初サブスリー(2時間59分41秒)を達成した草薙さんの昨年の年間走行距離は4991km。月400km以上をコンスタントに続けた計算だ。練習の大半を「激坂でのジョギング」にする工夫で、3時間切りに結び付けた。

走り始めたのは57歳。知人に誘われ、隣町の陸上競技場で行われている練習会に参加したのがきっかけだった。初マラソンは17年11月の大阪マラソンで4時間30分。徐々に記録を伸ばし、22年5月のぎふ清流ハーフマラソンを1時間24分で走った頃から、サブスリーを意識するようになった。
「当時63歳。サブスリー47歳限界説は知っていましたが、その年齢を超えても達成者はいた。だから、自分だってできるはず! と思っていました」

同年12月のみえ松阪マラソンでは、直前に月間300km走って3時間12分17秒。ところが、さらに上の記録を目指した23年10月の金沢マラソンでは後半に脚がつり、3時間36分2秒かかった。
「脚力不足を痛感し、ランナーズで紹介されていた坂道ランを行うようになりました」

近所に片道1.5km、斜度は8~10度くらいの激坂がある。週4~5回の練習のうち、3回はここを3~6往復した(約10~20km)。
「脚力強化はもちろん、坂道を走るとお尻とハムストリングスをぐっと使う意識が生まれ、ランニングフォーム改善にも効果がありました」


走行距離を増やしたらダメージの回復が早くなった

水曜日は走り始めた頃から通う練習会に参加。仲間達と12kmのペース走やビルドアップ走(キロ4分40秒~3分50秒)を行い、スピードを養う。
ハードな練習をこなすため、自宅では時間があれば青竹を踏んで足裏をケア。栄養面では「疲労回復のために、妻に頼んで2年間ほぼ毎日鶏胸肉をメニューに加えてもらっています」
おかげで練習を継続でき、昨年1月から増加させた月間走行距離も最高460kmまで延びた。
「この年齢では何よりトレーニングの継続が重要だと考えています。それにはケアと同時に走り込みも重要。距離を走ることで回復力が上がって、練習会のダメージも早く抜けるようになりました」
こうして迎えた昨年12月のみえ松阪マラソンでは、ゴール前の上りで苦戦したものの、念願の3時間切りを果たした。


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全文はランナーズ4月号に掲載。また、他にも48歳以上で初サブスリーを果たした13人の練習を紹介しているので、ぜひご覧ください。



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さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法

フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!

短期連載 100日間でサブフォー達成最終回

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東京2025世界陸上競技選手権大会
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東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
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