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日本人60代女性3人目のサブスリーランナーはケガを克服して11年ぶりに3時間切り
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2024年シドニーマラソン(WMM年代別世界選手権) |
2019年に弓削田眞理子さんが60代女性として世界で初めて3時間の壁を突破。22年に吉光和恵さんが史上2人目の達成者となり、昨年10月の金沢マラソンで日本人60代女性3人目のサブスリーランナーとなったのが滋賀の古家雅恵さんです。
古家さんは40歳で初マラソンを走り、45歳で初サブスリー。その後13年大阪国際女子の2時間54分3秒までタイムを縮めました。それ以降サブスリーから遠ざかりましたが、24年1月、59歳時の大阪国際女子で11年ぶりのサブスリー。そして60歳で迎えた同年10月の金沢で2時間59分6秒をマークし、日本人3人目となる60代女性サブスリーを達成しました。
もともとバレーボールをやっていた古家さんは38歳の時に前十字靭帯を切るケガを負い、手術を受けました。そのリハビリで行ったジョギングがキッカケで走り出し、初マラソンを3時間44分で完走。2時間54分までタイムを伸ばすも、14年以降は、左ひざの半月板を半分欠いている影響もありケガに苦しみます。ほぼ1年間走れなかった時も毎日2~3時間エアロバイクを漕いでいましたが、それでもさすがに走ることをあきらめかけていた時、全日本マスターズ駅伝に出てほしいと声を掛けられました。
「出る限りは頑張らないと、と走り始めたら、だんだん痛みがなくなってきて、走れる距離が増えていったんです」
エアロバイクとジョギングを組み合わせた練習を徐々にランニングだけに移行し、22年頃からは、
月・火・木曜 ジョグ17km
水曜 1万mペース走や1000m×10本、400m×10本などのインターバル
金曜 休み
土曜 30~35kmの距離走(アップダウンのある5km周回コース)
日曜 ゆっくりペースで距離を踏む
というメニューを継続してできるようになりました。23年の金沢を3時間1分で走り、このあたりから「またサブスリーできたらいいな、という欲が出てきた」といいます。
現在もフルタイム勤務で、朝は5時半に起きて夫の朝食と弁当を作り、7時半に家を出て、走るのは仕事後、18時頃から。孫が遊びに来た時や夜に用事が入った時は、朝4時に起きて17km走り、朝食の準備とお弁当作りをするといいます。月間走行距離は多い時で500km超。
「自分は2時間54分を出した時の古家だ、って思いたいんです。あの時の自分でありたい。戦うべき相手は自分。自分に負けたくない、という思いで走っています」
今月20日発売のランナーズ4月号では全文を掲載しています。ぜひご覧ください。
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60歳でサブスリーを達成した2024年金沢マラソン |
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67歳で3年8カ月ぶりのサブスリー
弓削田眞理子の “疲れ” が抜けた!
58歳で初サブスリーで注目されてきた弓削田眞理子さんが、昨年11月16日の神戸マラソンで3年8カ月ぶりとなるサブスリーを達成(2時間58分59秒)しました。67歳でマークしたこの記録は「世界初の65歳以上女性サブスリー」。
本誌では、初サブスリー時から幾度も弓削田さんに取材を行ってきました。その過程で見えた、3年8カ月ぶりサブスリーの要因は、蓄積された “疲労” が抜けたことにありました。
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