ニュース・記事
ランナーズonline
過去最多約4,500人がエントリーの別府大分マラソン 青学・若林選手が初マラソン日本新、山中教授も自己ベスト
フィニッシュへ向かって力走するランナーたち |
2月2日、大分県大分市・別府市を舞台とする別府大分マラソンが開催されました。参加資格が3時間30分以内と厳しく、多くの市民ランナーが目標としているレースに今年は過去最多の約4,500人がエントリー。事務局は「73年の歴史が積み重なってランナーの方々の憧れの大会となっており、ランナーみなさんが(3時間30分を切るという目標へ)努力した結果が数字に表れています」と話します。当日は3,993人が出走し、3,499人がフィニッシュしました。
レースではケニアのKIPCHUMBA Vincent選手が2時間6分1秒の大会新記録で優勝。今年の箱根駅伝5区で区間新記録を出し、大学での競技引退を表明している青山学院大学4年生の若林宏樹選手が2時間6分7秒の初マラソン日本新記録で2位に入りました。
好コンディションの中、トップ選手だけでなく、市民ランナーでも自己ベスト更新者が続出。iPS細胞研究所の山中伸弥教授は3時間19分33秒で走破しました。
初出場だったという杉山薫さん(61歳)は3時間25分14秒の自己ベストを出し「一昨年12月に3時間29分51秒で走れてギリギリで出場できました。一生に一度でいいからスタートラインに立ちたいと思っていた別大でベストが出せて、死んでもいいぐらいの気持ちです」と笑顔を見せていました。
初マラソン日本新の青山学院大・若林選手 |
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ10月号 8月21日発売!
速く、長く走り続けたいランナーのための
「超若返りトレーニング」
加齢によって走力が落ちたり長い距離が走れなくなってくるのは自然の摂理。とはいえ、工夫によって走力をキープ、あるいは向上させることは不可能ではありません。今号では「最大酸素摂取量」や「筋力」「ミトコンドリア」といった点から、どのようなトレーニングをすれば加齢の影響を抑えられるのか、科学的根拠も踏まえた「超若返りトレーニング」を紹介します。
大会新時代がやってくる!
新企画を打ち出す大会や新しいシリーズがスタートするなど、マラソン界には新しい話題が盛りだくさん。皆さんの大会選びの参考にもなる2026年1〜3月開催大会のトピックスを集めました。進化する大会を走りましょう!
100日間でサブフォー達成!
31日~60日目の目標は「超本気の5kmタイムトライアル」
今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「31~ 60日目の頑張りトレーニング」を解説します。
猪瀬コーチとclub MY☆STAR代表・岩本能史さんがサブフォー達成に適したペース戦略について語り合った「ネガティブスプリットで25kmから『抜きっぱなし天国』」も必読です。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。