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30km走で何を意識しているのか。箱根駅伝ランナーの回答は?

2024年9月19日

菅平(長野)で合宿中に取材に応じた城西大学の斎藤将也選手、久保出雄大選手、林晃耀選手(左から)


プーマ ジャパンは長野県上田市の菅平高原に学生駅伝選手に向けたリカバリー施設「PUMA HOUSE SUGADAIRA」を8月15日から9月17日までの期間限定でオープン。9月13日には施設を利用している城西大学(2024年箱根駅伝3位)と立教大学(同14位)の選手が取材に応じました。

箱根駅伝を目指す関東の大学駅伝チームは夏の間、長野県や北海道などの避暑地で長期合宿を行います。その中でも各大学が重視しているのは30kmなどのロング走。箱根よりも長い距離を、彼らにとっては全力ではないキロ4分から3分30秒ほどのペースで走り込み、スタミナを養成します。

30km走はフルマラソンを目指す市民ランナーにとってもなじみの深いメニューではないでしょうか。そこで、大学生ランナーがどんなことを考えながら走っているのか聞いてみました。


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「先頭を引っ張ることが多いので、時計とにらめっこしているうちに終わります。ペースを気にしていると時間が経つのが速く感じます」
(城西大4年・久保出雄大選手)

「ロング走は一番苦手なメニューなので『早く終われ』と思いながら走っていますが、たまに心が折れます……。ただ、こうして選抜合宿に選んでもらっているので、離れないようにゴールしようと強い気持ちを持つようにしています」
(城西大4年・林晃耀選手)

「野尻湖(長野)を2周する30km走では一番きつい上りでキロ15秒ほどペースアップします。自分ではあまり(上りということを)意識しないようにしていますが、高林(祐介)監督からは『肩に力を入れるな』とよく言われるので、リラックスしたフォームを心がけています」
(立教大4年・林虎太朗選手)

「30kmの中には必ずきついところと楽なところがあります。きついところはあまり意識しすぎず、できるだけ気持ちに余裕を持って走るようにしています」
(立教大4年・稲塚大祐選手)

夏の間に期間限定でオープンした「PUMA HOUSE SUGADAIRA」。左から立教大学の林虎太朗選手、中田紫音選手、稲塚大祐選手


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また、立教大は「距離走ではなるべく厚底レーシングシューズを使わず、ジョグシューズで走ってほしい」と高林監督から指示が出ているそうで、林選手はリベレイトニトロを、稲塚選手と中田選手はディヴィエイトニトロ2で30km走をこなしていると話していました。

9月20日に発売する月刊ランナーズ11月号でも「走り込み」について特集し、瀬古利彦さん、増田明美さん、横田真人さん、福士加代子さんのインタビュー記事を掲載しています。こちらも合わせてご覧ください。



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「どうしても、サブフォーができない」

2023年度の全日本マラソンランキングでは、サブフォーランナーは全完走者のうち27.4%にあたる8万6815人。ジョギングだけで達成してしまう人がいる一方、ロング走やスピード練習をして走り込んでいるのに、届かないランナーもいます。そんな「努力しているのにサブフォーができないランナー」がどうすれば4時間を切ることができるのかを、専門家やコーチの協力のもと解決します。

特別寄稿
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90歳を過ぎてもフルマラソンを走り続ける活力の源を探りに、編集部が北畑さんのある一日に密着しました。



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